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20話 ページ21
緑川：Aに感謝して下さいよ？
Aがいなかったらきっと貴方はあの車に引かれていたでしょうからね
伊達：そうなのか...
ありがとな！
死んだりなんかしたら恋人に合わせる顔がなかったぜ！
A：いえいえ！
ご無事で良かった！
ではうちはこれで
伊達：おぉ！
気をつけて帰れよ！
A：はーい！
うちと諸伏さんは帰路を歩いていった
〜暫くして〜
緑川：で？
なんで伊達を助けられたんだ？
A：たまたま車が伊達さんに走っていくのが見えたから、たまたまそこにいたタツに頼んだだけだよ！
緑川：ほぉ？
この俺に嘘が通用するとでも？
A：あ、やっぱりバレちゃいます？
緑川：そりゃね？
A：...(ならば...)
予知夢を見たんですよ
伊達さんが亡くなる予知夢をね
緑川：予知夢？
A：はい
緑川：それは萩原や松田、そして俺の時も？
A：？
松田さん達のこと知ってるんですね
緑川：あぁ
警察学校のときの同期でね
A：なるほど...
まぁ、そうですね
皆予知夢でした
なんか昔からよく見るんですよねぇ...
誰かが死ぬ夢
緑川：それは随分と縁起が悪いな
A：ですよね...w
緑川：しかしなんで黙ってたんだ？
家族の人達も知らないだろう？
A：え？
だってこんな話、信じてくれる方が無理ですよ
緑川：まぁ、現実味がないもんね
A：でしょ？
だから知ってるのは結ちゃんくらいです
緑川：へぇ...
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作者名：みゅう x他1人 | 作成日時：2019年6月14日 13時
