ホゲータ、ワルになる!?2 ページ31
NO視点
上を見上げてみると、亀裂があり機械音が上から聞こえる
音にびっくりしたのか泣いているポケモンもいる
フリ「発掘現場の作業が再開したんだ!
反響してこんな所にまで騒音と振動が……」
アメ「ワルビアル達……上に向かってる!」
リコ「もしかして、人を襲ってたんじゃなくて
この音を止めたかったんじゃない?」
フリ「はっ!?まずい、ワルビアル達が来たら
退治するって言ってたな……」
アメ「えっ!?じゃあ、余計止めないと!」
リコ「って、ロイ!?」
ロイ「ワルビアル達を止めなきゃ!」
ロイは一足先に地上へと戻ろうしていた
それに続くように、3人も追っていた
3人がついた頃には重機械も玩具のように
転がっていて滅茶苦茶だった
2人「「ロイ!」」
ロイ「リコ、アメリ、フリード!」
ホゲータはリズムにのってワルビアル達に伝えている
しかし、一匹の声と複数の壊れる音じゃ声が負ける
ロイ「ホゲータ、お前……」
メグロコが後ろから付いてきたのだろう
半泣きのまま静止を願っていた
遂には、ホゲータも泣いてしまった
2人「「ホゲータ、頑張れー!」」
ロイの声とアメリの電子声が響く
涙を拭い、声を出した。それは見たことない技だ
それはワルビアル達に当り破壊衝動は止まった
フリ「どうやら、落ち着いたようだな」
リコ「よかった」
アメ「今回はホゲータのお手柄だね」
ロイ「すごい……さっきのもしかして!」
フリ「チャームボイスだ」
ロイ「チャームボイス!?
……!すごいぞホゲータ、新技ゲットだぞ!」
一件落着だが、依頼は落着していない
ワルビアル達が遊んでいる様子を見ると楽しんでいるようだ
アメリはその様子を見ているとなにか思いついたようだ
アメ「ワルビアル達、一寸頼みたい事があるんだけど……」
ワルビアル達は一斉にに2列に並んでいた
ワルビアルがリズムに乗るとそれに続くように
ワルビル、メグロコが乗る。結果、岩は壊れた
「おぉ、素晴らしい!これでわざわざ
船で岩を運んでもらわなくて済みそうだ」
フリ「ん?てことは……」
モリ「つまり…」
オリ「私達の報酬も……」
マー「木っ端微塵……」
その事にため息を出してしまう3人
それよりも対立せずにホッとしているアメリもいた
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作者名：魚介ユッケ | 作成日時：2023年11月27日 6時
