パヒュートン仲良し大作戦!2 ページ26
NO視点
リコとアメリの正体をユノに話したら
ユノの興奮は収まりきっていなかった
2人はユノのテンションと正反対に愛想笑いであった
暫く経ったあとユノは困りながらも話した
ユノ「＿＿＿そ、それでね最近くるちゃん
ため息ばかりでどうしたらいいか分からなくて……」
ロイ「元気ないね……」
アメ「見た感じ怪我もしてないから、何か悩みを抱えてる?」
何故こんな事になっているのか話し合ったら
リコが間を開けて話した
リコ「私もニャオハと出会った頃、ニャオハの
気持ち分からなかったんだ」
ユノ「本当に!?」
リコ「うん、でもその時知ったの。ポケモンの気持ちを
理解するにはまず自分の気持ちを伝える事だって!」
ユノ「自分の気持ち………くるちゃん、私、くるちゃんと一緒
にタッグバトル大会に出たいの。でも
そのせいでくるちゃんの元気が無くなるのは嫌だ」
ユノ「だからくるちゃん、悩みがあるなら聞かせて?」
その事に決心したのかその方向へと進み始めた
暫く歩いた後、くるちゃんは残像が残るかと
言うほどの速さでユノの後ろに隠れた
アメ「あのポケモンって……」
ユノ「オスのパヒュートンだよ」
くるちゃんの目はまるで恋に
落ちてしまった純情な乙女の目だった
どうやら、悩みというのは”恋の悩み”だった
リコ「ひょっとしてくるちゃん
あのパヒュートンのこと気になるの?」
ロイ「あのパヒュートンとタッグ組みたいんじゃない?」
ぐる「ややっ、もしや恋するポケモンってか?」
ぐるみんのからかいは的中したのか
ドキリッとした後に首をぶんぶんと横に振った
その様子を見たユノは青ざめた顔でくるちゃんを見た
ユノ「そ、そんなダメダメダメーーー!!」
アメ「どうしてなの、タッグバトルしたいんじゃないの?」
ユノ「そ、それは……あの子のトレーナーは………」
続きがゴニョゴニョと聞き取れない声だったか
次の瞬間ユノを呼ぶ声が聞こえた
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作者名：魚介ユッケ | 作成日時：2023年11月27日 6時
