304号室の少女の趣味:アクセサリー作り5 (ページ18)

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それぞれの旅立ち2 ページ18

NO視点

ミーティングルームではダイアナが来るのを待っていた

クラッカーを持ち、カレーをテーブルに置き

準備しながら今か今かとウズウズしている

スライド式のドアが動く。それと同時に

クラッカーの紐を引っ張った全員

ダイアナはその事に驚いていて今の状況を整理していた

ダイ「……どうしたんだい?」

リコ「おばあちゃん、ありがとう!」

ロイ「お別れパーティー、カレーも作ったんだ!」

アメ「全員で準備したよ!」

ダイ「あれま……アタシの為に?」

モリ「これまでお世話になったしね」

オリ「お別れは寂しいけど……今日は思いっきり騒ごう!」

ホゲータが先導したポケモン達は歌っている

どうやらダイアナの為に歌っているようだ

ダイ「みんな、素敵な歌をありがとう!」

マー「みんな、俺とアメリのスペシャルケーキもあるぞ!」

ロイ「えっ、嘘!?こんな大きなものを!?」

アメ「マードックにケーキの準備をするって

　言ったけどどんなのかは言ってないもんね!」

それはタワーケーキのようだった

味はいちご、抹茶、チョコ、マロンの4種で

彩りがあり過ぎるケーキだった

ダイ「うわぁ!素敵、それじゃあ食後にはとっておきの

　茶葉を出して一緒にいただくとしようか」

夕日が眩しいくらいの背景にアメリは

タワーケーキの一部と紅茶のカップを持っていた

アメ「みんな、出てきて!」

フー「(おーどうした……ってケーキじゃねえか!)」

アメ「みんなにも食べて欲しくってね……

　ゼルネアスは来てくれないか」

フー「(ゼルネアス?ゼルネアスは人見知りだから

　必要な時しかマジで来ないぞ)」

アメ「ほ、本当なの、今まで!?」

フー「(ふぉん、ひままれ……れたふぉと………ねえからな)」

アメ「何を言ってるか分からないよ……」

そんな中、ぶすっと顔をしたイベルタルがアメリを凝視した

それに慌ててアメリは大量のタワーケーキを食べさせていた

その後、アメリは戻ったが

ムービーは見終わってしまっていた