304号室の少女の趣味:アクセサリー作り5 (ページ12)

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ラプラスの想い、仲間を想い5 ページ12

NO視点

リコ「あっ、船が!」

ロイ「おーい!」

洞の外から見たのはブレイブアサギ号が見えてきた

4人は船が止まるのを見守っていた

オリ「上手くやったみたいだね!」

アメ「そう言えば、氷はどうやって?」

ダイ「ウインディにかかればイチコロさ!」

ウインディは口からとてつもない

熱さのかえんほうしゃを自慢げに出した

マー「みんな、美味いドーナツが

　揚がったから一緒に食べようぜ!」

フー「(やったー!ドーナツだー、早く食べないと!)」

そう言って、きのみタイムの次は

ドーナツタイムが待っていた

ロイ「はぁー、お腹いっぱい!」

フー「(オイラも大満足だー!)」

アメ「2人共いっぱい食べたもんね」

辺りは夕方、全員は片付けをしている

そんな会話が流れる中、リコはラプラスの元に歩き出した

リコ「ラプラス、お願いがあるの。私達と一緒に

　ルシアスとの約束を果たしに、ラクアに行こう!」

ラプラスは俯いて悩んでいた

然し、それも直ぐに変わってしまう出来事が起きた

リコの周りからポケモン達の声が聞こえる

エテボースはいにしえのモンスターボールを

ラプラスの元に差し出したのだ

その様子を見た2人はリコの元に走って来た

ロイ「いにしえのモンスターボール……!」

アメ「ラプラスも大事に持っていたんだ」

後ろからホエルオーの応援もあってか

ラプラスも決心がついた

皆に見守られながら、ラプラスはいにしえの

モンスターボールを加えて上に投げ出し、入っていった

ボールは揺れることなく3人の元に転がってきた

それをリコが持った

ポケモン達は思い出の洞を離れていった

ホエルオーは景気づけの様にしろいきりをだした

ロイ「しろいきり!」

フリ「あいつも使えたのか」

アメ「行っちゃったね」

ダイ「あの子達は大丈夫。どこかでたくましく

　生きていくさ」

リコ「これで六英雄の半分」

ロイ「黒いレックウザにも近づけたって事だよ」

フー「(よーし、どんどんやっていこう!)」

アメ「みんな、上!」

ロイ「レックウザ!?」

リコ「嘘!」

フリ「向こうからお出ましとはな……!」

悠々自適に空を泳いでいる黒いレックウザ

それを綺麗な目で見つめているテラパゴスがいた