オリオとモンスターボール職人2 ページ48
NO視点
アメ「随分投げたけど、結構多くあったね」
ロイ「あぁ〜、でも失敗ばかりだ……
よし、今度は先にメモを読んでおこう」
アメ「私が読むよ」
と、アメリはロイが持っていたメモに近づく
その様子を見たロイは慌てながら顔が
真っ赤な茹でダコの様な姿になりかけた
アメ「えっと、チェイスボール。近くにいるポケモンの方
へ自動で向かって行く……ロイ、投げてみよ」
ロイ「わ、分かったからこっちに向かないでー!」
アメ「う、うん?」
ロイはいつも通りボールを投げる
すると、ボールが動き真っ直ぐ進んでいく
しかし、方向を変えて森の方へと進む姿に
ロイ、アメリ、ホゲータはキラキラした目で見届けた
何かに当たっていったチェイスボールは倒れてしまった
アメ「……ただし、開かないことが多い」
ロイ「そんなー」
そんな会話も束の間、黒い大きな影が迫って来る事に
気づいた2人はその正体を見た
そこにはたんこぶが綺麗に出来ている
ガラルマタドガスがいた
ロイ「ガ、ガラルの……」
アメ「マタドガス……」
2人「「うわー!」」
アメ「どどど、どうすれば……だ、誰でもいいから
出てきてー!?」
慌てに慌てすぎたアメリはガチャガチャと
リュックを漁っている
そんな中、声に反応したのかピアスから
イベルタルが出てきた
アメ「誰でもいいって言ったけど、そっち!?」
ロイ「そ、そうだ!イベルタルに乗ったほうがいいんじゃ…」
ロイの発言に直ぐにイベルタルに乗って飛んで行った
無論、ガラルマタドガスも後を追って、飛んでくる
終わるのかよく分からない攻防戦が続いた
アメ「あっ、リコ、オリオ助け…うわっ!?」
リコ「ロイ、アメリ⁉」
オリ「カーナが言ってた言ってたやつか!」
ガラルマタドガスが頭の煙突の様なものから
虹色の何かを発射した
イベルタルは避けたが翼に当たってしまい低空飛行になった
そのままアメリとロイは降りる事になった
何やら、頭の上に雛が回っている様に混乱していた
アメ「イベルタル!?早く直さないと……」
リコ「ニャオハ、このは!」
ロイ「ホゲータ、ひのこ!」
2人が攻撃したがそれを押しのける様に泥のような形状した
物をガラルマタドガスが口から出して
ニャオハとホゲータに当たった
この状況だと不利傾向に赴き出した
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作者名：魚介ユッケ | 作成日時：2023年9月11日 7時
