304号室の少女の趣味:アクセサリー作り4 (ページ47)

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オリオとモンスターボール職人1 ページ47

NO視点

アメ「…………」

アメリが不機嫌な目覚めのまま

ベットの上でぼーっと立ち止まっている

日光を浴びたら、眠りの余韻が冷めたのだろう

時計を見る

それは出発時間をとうに過ぎた時間だった

アメ「遅刻した……遅刻!?」

そのままアメリはやばいやばいと言いながら部屋を出て

ミーティングルームへと走って行く

モリ「アメリ、おはよう」

アメ「モリー、もうみんな行っちゃった?」

モリ「あぁ、全員出発しちまったよ」

アメリは慌てながらもフーパを呼び出した

フー「(どうしたー、アメリん?)」

アメ「フーパ、私を工場付近に連れってって!」

フー「(うーん、いいよ!じゃあ、早速行こう!)」

アメ「モリー、行ってきます!」

モリ「行ってらっしゃい、気をつけてね」

アメリはフーパのリングの中に入っていく

アメ「えっ?」

ロイ「ア、アメリ!?」

潜った先はロイがいた

しかし、アメリの目の前には迫っていくボールだった

アメ「いだっ!?……フーパ?」

フー「(ひ、ひぇ……ごめーん!)」

そのまま逃げ急ぐようにフーパはリングに戻って行った

そこへロイが駆け寄ってきた

ロイ「ごめん、アメリ。変に曲がるボールだな……

　えっとブーメランボール投げると戻ってくるので

　足元のポケモンを捕まえるに便利」

アメ「そ、それって使いづらくない?

　それになんでロイはここにいるの?」

ロイ「カーナさんのオリジナルボールを使ってるの」

アメ「カーナさん?」

ロイ「このボールらを作った人!」

アメ「じゃあ、見てもいい?」

ロイ「……う、うん良いよ!よーし、じゃあこのボールを……」

ロイが持っていたピンク色のボールは導火線が付いていた

それは徐々に短くなりそれは爆発した

アメ「……えっと、これはボムボムボール。投げる前に

　爆発することがあるよ、要注意」

ロイ「なーにそれー!」