304号室の少女の趣味:アクセサリー作り4 (ページ36)

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テラパゴスの冒険4 ページ36

NO視点

ダイ「道は険しいがそうだねポケ……」

リコ「ポケモンが一緒なら大丈夫」

ダイアナが言い終わる前にリコが先に言った

それはさっきまでの真剣とは違う笑顔だった

ダイ「これはルシアスのベルトでね、六英雄の

　モンスターボールが収まる」

アメ「これはリコが1番相応しいものだね」

ダイ「その通りさ、さぁリコおばあちゃんから

　受け継いでおくれ」

リコ「これがルシアスの……」

リコがリュックから2つのいにしえのモンスターボールを

取り出しベルトに入れた

ダイ「どうしてその子がリコに答えたか分かるかい?」

リコ「えっ?」

アメ「リコはポケモンについてずっと考えるからかな」

ダイ「そうだね、あんたはポケモンの気持ちに寄り添える

　パートナーと出会って一歩踏み出してくれて

　リコの良い所が花開いたんだ」

リコ「パートナー……ニャオハ。おばあちゃん、アメリ

　テラパゴスをお願い!」

リコはベルトを急いで外し直ぐに部屋を出てった

後は2人だけだった

ダイ「あんたはリコの事もポケモンもしっかり分かってて

　姉妹じゃないのにリコに似てるね」

アメ「私も初めて出会った時を思い出して見えると

　本当に良かったって思ってる………です」

ダイ「良いじゃないか、敬語は!

　アメリ……リコのこと本当にありがとうね」

アメ「えっ、何?」

ダイ「何でもないさ、さぁそろそろリコを追いかけようか」

アメ「うん!………って速い!」

アメ「あっ、リコ!もしかして、ダイアナと話しついた?」

リコ「うん、テラパゴスについてみんなに

　話してくるから一緒に行こ!」

アメ「オッケー!」

リコとアメリは小走りで

ミーティングルームへと進んで行った