古城での再会5 ページ26
NO視点
ダイ「本当にすまなかったね、ペンダントを狙う連中が
現れたとき、すぐルッカに連絡したんだけど」
アメ「もしかしてダイアナさんもリコに渡す前に狙われて?」
ダイ「あぁ、その通りだよ。リコ、ここまで届けに
来てくれてありがとう」
そう言われたダイアナの発言から
周囲は冷や汗やら無言やらの絶対零度状態だった
なにしろペンダントは無く、代わりに謎のポケモンが
リコのリュックにいるのだから
リコ「あぁ……えっと」
フリ「実は……」
ダイ「無くしちまったのかい!?」
アメ「そういう意味では無く!
話せば長くなる……いや、長くなるか?」
その時、丁度いいタイミング?で1つのあくびが聞こえた
謎のポケモンがリュックから顔を出したのだ
謎のポケモンはダイアナの顔を見たらすぐに
ダイアナの元へ歩いて行った
ダイ「おやまぁ……!」
リコ「おばあちゃんあのね、どうしてなのか全然
わかんないし、信じてもらえないかもしれないけど
あのペンダントがこの子になっちゃったの」
ダイ「この子テラパゴスみたいだね」
リコ「テラパゴス?」
ダイ「この顔は間違いない、まさかペンダントが
休眠状態のテラパゴスとはね」
アメ「休眠状態……」
そう言いながら、話しは続いていたが
アメリはフーパの方を見た
フーパはニャオハと一緒に暖炉の側で寝ていた
ロイ「大変だ、ホゲータが!」
瞬間、ロイの大きな声でアメリは振り向いた
アメ「どうしたの、具合が悪いの?」
ロイ「様子が……」
瞬間、大きな腹の虫が声をあげた
どうやらお腹が空いて、やる気が無かったのだろう
ロイ「お腹が減ったみたい…」
ダイ「それじゃあ食事にしようかね」
そう言って、ダイアナは食事の準備をした
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作者名：魚介ユッケ | 作成日時：2023年9月11日 7時
