304号室の少女の趣味:アクセサリー作り4 (ページ3)

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ひとりぼっちのミブリム3 ページ3

NO視点

アメリは聴診器を持って、ミブリムに当てて診察したが

アメリの顔が曇った

モリーもミブリムの体をチェックしたが

はてなを浮かべていた

アメ「リコ、移動中も診ていたけど怪我も無さそうだったし

　今、状態異常が無いか見たけど何処にも

　それらしいのは見つかってないの」

リコ「でも変だよ、一言も泣かないし」

アメ「多分これは……」

モリ「……心の問題かも」

アメリが言う前にモリーが言った

その言葉に疑問を持ったリコであった

モリ「人だってそうだろ、辛い事があった時体はどこも

　可笑しく無いのに元気が出なかったりする」

リコ「そういう時どうすれば……!」

アメ「うーん、そこまで答えは無いかな。ねぇ、リコは

　自分が弱ってる時誰かにどうされたら嬉しい?」

リコ「友達と話したい時もほっといて欲しい時もあるし」

モリ「…そうだな、良かれと思ってしたことも

　相手には負担がかかるかもしれない」

重苦しい空気の中リコが口を開く

リコ「あの、この子私が面倒見て良いですか?

　このまま放って置く事が出来ない」

モリ「それがいいと思う」

アメ「リコが決めたならそれで良いと思うよ

　何かあったら相談しよ」

リコ「ありがとうモリー、アメリ。ミブリムが治るまで

　私がお世話するからヤキモチ妬いちゃ駄目だよ」

リコはミブリムを優しく抱いてニャオハに言い聞かせた

その言葉にニャオハは元気に答えた