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助け舟の後は開幕である ページ32
セイジョウシャside
お前、イケメンかよ!初めてイジョウシャのこと惚れかけたわ
でも、そんなことしたらどうなるんだ
グル「どうした、俺はセイジョウシャ嬢と
話しているんだが」
イジョ「僕はセイジョウシャの弟だぞ、話す権利を
貰うことは出来ないので門前払いだからな」
グル「……フフッ、つくづくお前ら姉弟は面白いな」
2人「「お褒めさせていただき光栄です!」」
おっしゃ!絶対言うと思ったからウチも言ってきた
そう自分の中でおふざけしていると
コネシマがウチの肩に腕を乗せた
コネ「そんなわけでグルさん、じゃーな!」
グル「もう少し話していたいが、またなセイジョウシャ嬢」
セイ「あ、はい」
素っ気ない態度になっちまったがどうだっていい
ウチらは話しながら馬車の元に歩いてった
NO視点
季節外れの秋の大きく吹き荒れる風の中ある者は立っていた
春という漢字が似合う桃色の髪色に
風に靡いていくツインテール
まんまる目の童顔の少女が妖美な笑みで学園を見た
??「やっと、やれるのよ………私だけの恋が!」
続く
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作者名：魚介ユッケ | 作成日時：2022年11月20日 12時
