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ドレスは悪役カラーで ページ27

セイジョウシャside


辺りは、桜が散りゆく春の日

あっ、この世界の天気について詳しく見てなかった

まず、時間帯について確認をするよ

簡単に説明すれば時間帯が普通より2倍な世界なんだよ

次に、天気だね

滅茶苦茶な天気&春夏秋冬の日々なんだよ

さすが、乙女ゲーに魔法の世界

いつ考えても不思議なくらいだよ

あれっ、ウチ誰に話してるんだっけ?まっいっか





さて、今日は皇太子様の生誕パーティーらしい

メイド達はウチの為のドレスやメイクに大忙しだ


メイ「こっちの赤色のドレスの方が映えると思う!」

メイ「いやいや、春なんだし深緑色のドレスの方が!」


メイクは薄めにして元を良く出す事で

異議なしをしていたから順調だったが

ドレスの色で講義していた


イジョ『わぁお、大変な事になっているね』

セイ『あっ、異常者じゃん。そっちは終わったの?』

イジョ『バッチリね』


成程、女性は準備するのが長いって

言われてるけど本当なんだよね

………あの、ドレス良いな


セイ「そのドレスにしてくれない?」

メイ「えっ、そのドレスは似合わないと思いますよ……」


私が指を指したドレスに新人メイド

はゴニョゴニョしてしまう

ちょっと悪女発言しちゃおうかな


セイ「何言ってるの?馬鹿なの貴方?」

メイ「も、申し訳ございません!」


私の声が低くなって罵倒した発言に頭を勢い良く下げていた

周りにいたメイド達もざわざわして不安そうにしていたが

中には安心している熟年メイドもいる


セイ「ドレスが似合うのは元の私がいい訳じゃない

  貴方達のおかげなの。

  だから、似合わないドレスでも貴方達の力で

  1番にさせて、勿論貴方達が良いかだけど……」

メイ「は、はい!精一杯尽くしお嬢様を1番にさせます!」


新人メイドはスピーディーにそれでいて

慌てている様子は全く無く

むしろ笑顔で明るい自信で溢れていた様子だった

メイクも口紅は薄い桃色にしようと思っていたが

少し濃い赤色の口紅となった

ドレスもメイクのおかげかより

一層輝いて見えたと全員言った







さて、行きますか、パーティーへ!

休息は全く無いパーティーで→←メタボ化まっしぐらの夜のおやつ



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作者名:魚介ユッケ | 作成日時:2022年11月20日 12時

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