人外はブラック本丸を乗っ取るようだぬ← (ページ43)

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29話ページ43

今剣『おっきろー！！あさですよー！！！』

刀達が雑魚寝している所に飛び込む”俺の”今剣

今剣が飛び乗った時、何人かめっちゃ低い声出してたな………

加州『いててて…………って今剣！？』

今剣『ふふっーん！やっとおきましたかおねぼうさん！！』

刀達が目覚めたことを確認すると今剣は俺の足元に隠れるように俺の太もも横から顔を出した。

青江『おはよう主。昨日外から声が聞こえると思ったら仲良くなってたか』

加州、青江に続き他の刀達も重いからだを起こした。

兼定『今剣ィ！！俺もろに飛び込まれたぞ！？』

背中をさすりながら俺の後ろにいる今剣を捕まえようとする。

今剣『あははは！おそいですよ！』

兼定『オラァッ！！待て！！』

朝からこんな愉快な鬼ごっこが見れるとはね

鬼眼さんも混ぜろ←

宗三『はぁ……よく朝から……おはようございます。』

ユ『おはよう。宗三』

それから今剣と兼定の追いかけっこは薬研によって仲裁され、朝ごはんの時間になった。

今剣『ごはんおいしーです！』

ユ『ご飯粒付いてるよ』

今剣『とってください！あるじさま！』

ユ『しょーがないなー』

加州『…………何かさー、今剣、主にベタベタしすぎじゃない？』

山姥切『…お前も他のこと言えないだろ……』

青江『あぁ、そう言えば、今剣は何処に印が出たんだい？』

青江が箸を置き、今剣を見る。

今剣もお茶碗と箸を置き、腕をまくる。

今剣『ふふふふ………じゃーんっ！！ここです！』

今剣の剣の右肩には鳥の羽に目がついたような黒いマークがあった。

薬研『肌だと刺青見たいに何のか。』

ユ『やっぱり薬研のと宗三のと似てるよ』

このメンバーで飯を囲むのは最後かもしれない。

ご飯を食べ終えると、すぐに俺らは作戦に移行した。

刀達がこんのすけがいない事に気が付かなくて良かったよ

俺は後ろに俺の刀達を列ね、審神者部屋へと赴く、

審神者部屋の前に着くと、俺は障子の前に座り挨拶をした。

ユ『おはようございます。審神者様』