Memory(記憶) ページ6
コナンside
少年は、今日出会った男を思い出していた。
その男の身なりが全身、黒で統一されており、
公園には異質な存在の様に思われた。
最悪のケースが頭を過り、少年の警戒の鐘が鳴りまなかった。
緊張で強く拳を握りしめながら、
その男に近づき声をかけていた。
なのにどうだろう、
自分の考えすぎだったのだろう、
そう思うほどに、その男は気の抜ける言葉を発していた。
少年の推理はこうだ。
まずこの男は、
今まで海外にいたのであろうと云うこと。
何故なら、くしゃみをした彼は、手の平ではなく二の腕で顔を覆っていたからだ。
欧米の人達は挨拶として、よく握手をする。
その為、マナーとして手の平は使わないのだ。
今日、1日家がないってことは向こうから来て、おそらくホテルに泊まるつもりであったが何処に行っても空きがなかったということだろう。
それぐらいは分かったが、
掴みどころのない飄々とした
その男蜂谷 雅は、
少年の中では【謎の男】として記憶されていた。
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東雲虚 - 面白い作品でした 更新楽しみに待ってます 頑張ってください! (7月7日 18時) (レス) @page13 id: 272de617c9 (このIDを非表示/違反報告)
若宮真琴 - 更新頑張ってください!!!! (2020年7月3日 22時) (レス) id: f98349de18 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白いです!更新を楽しみにしています! (2019年3月17日 20時) (レス) id: 17c90f0c09 (このIDを非表示/違反報告)
ふきでものの戦友 - 更新を心待ちにしています! (2018年8月20日 14時) (レス) id: 2552fa8cb5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年6月7日 1時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とりがら | 作成日時:2018年4月7日 16時