Game(獲物) ページ11
雅side
コナンの声で、
二人の間に流れる不穏な空気が溶けるようになくなっていくのが感じられた。
コナン:「そーいえば、雅おにーちゃん昨日は、寝るとこ大丈夫だったの?」
蘭:「寝るとこ?」
コナン:「うん!お家がないんだって!!」
園子:「えっっ!ホームレスってこと!?」
否定をしたいとこだが、昨日のホテルは1泊のみのキャンセルが出たことで、運よく泊まれたわけだが、早々に住む所を探さなければ、本当にそうなりかねない現状に軽口すらたたけなかった。
沖矢:「それは大変ですね、
住む所を探してらっしゃるんですか?」
雅:「あぁ、でもまぁ最悪
知り合いの所にでも転がり込む予定だけどな」
沖矢:「それなら、今日知り合った
僕の所に転がり込んだらどうですか?」
そう言い終えると、コナンがひどく動揺しているのが見てとれた。
コナンside
沖矢:「それなら、今日知り合った
僕の所に転がり込んだらどうですか?」
その発言で緩んでいた、警戒心が強く働いた。
何者かも分からないのに、今日出会ったばかりのこの胡散臭い男と一緒に住もうというのか、第一彼が住んでいるのは、工藤低であり、彼が独断で
そう言ったことを持ちかけるのは珍しいというより今までなかった。
コナン:「昴さん、だっ大丈夫なの?」
とこっそりと蚊の羽音の様な声で言った。
少年とは裏腹に彼は、全く気にもしていなかった。
沖矢:「そうですね、僕が勝手に判断しては行けませんね?家主の方に許可をとらなくては」
と気にしてない処か楽しそうに見えた。
蘭:「それなら、
私が新一に連絡入れましょうか?」
コナン:「あっ;蘭ねーちゃん僕が連絡するよ」
とあたふたし出すコナン。
雅:「いや、悪いからいいって;」
雅からしてみても、沖矢という男と
一緒に暮らす事になるのは、避けたかった。
沖矢:「ですが、この時期にましてや急には、
ホテルの予約はそう簡単にはとれませんよ。
そんなに園子さんの言うようにホームレスになりたいのなら別ですが。」
その発言に逃げ道を潰された挙げ句、追い込まれ「そうですね」と曖昧な返答しかできなかった。
雅(まるで狩られる寸前なんですけど;)
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東雲虚 - 面白い作品でした 更新楽しみに待ってます 頑張ってください! (7月7日 18時) (レス) @page13 id: 272de617c9 (このIDを非表示/違反報告)
若宮真琴 - 更新頑張ってください!!!! (2020年7月3日 22時) (レス) id: f98349de18 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白いです!更新を楽しみにしています! (2019年3月17日 20時) (レス) id: 17c90f0c09 (このIDを非表示/違反報告)
ふきでものの戦友 - 更新を心待ちにしています! (2018年8月20日 14時) (レス) id: 2552fa8cb5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年6月7日 1時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とりがら | 作成日時:2018年4月7日 16時