04.鋭い視点の観察眼 ページ4
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駅に着いた。
・・・いないなぁ、なんて。
見渡す癖がついている
気づいたら目が探している
・
電車が来るまでに10分あった
人生の歯車は上手く作られてると思う
｢二宮、私ちょっと飲み物買ってくる｣
そう言って、コンビニへれっつらごー
・
和｢さみ〜｣
まだ電車こねーのかと、不意に辺りを見渡した
…ら、ん？一際オーラを放ってるやつがいた
ここからでも分かる。顔が見えたら尚更分かる
バチッと目が合って、確信した。眉を
｢ニノじゃん何してんのこんなとこで｣
和｢講義終わって帰り、いつぶりでしたっけ｣
｢いや1週間前に会いましたけど(笑)｣
和｢大野さんがまた飲もうって｣
｢やだよ(笑)大野さん酔ったら泣くもん｣
高校同じクラスだった松本潤。
いやー男でも惚れるわ。かっけえ。その一言に尽きる
和｢潤くんこそなにしてんのよ｣
潤｢あぁ俺今からバイト｣
和｢こっち方面なの？｣
潤｢いや、あっち｣
そう言うと、チラチラあたりを見渡す潤くん
何探してんのって口を開こうと思ったら
潤｢…最近さ面白い女の子に会ったんだよね｣
和｢…ほぉ、どんな子だったんすか｣
潤｢なんかね、会った瞬間、一目惚れしたこと伝えてくる子(笑)｣
き、きたよ。野生の勘。当たったよ。もうこれから、二宮の勘と呼ぶよ。
絶対この女の子って、槙田じゃん！爆笑
つか、槙田なんでいねーの！爆笑
やっべ、腹筋痛てぇ
和｢ほぉ！潤くん相手にすごいねぇ！｣
潤｢俺さそんなん初めてだから、びっくりしたよね(笑)｣
告らせた女の子は100人とか言われてる潤くんを、女の子の告白に慣れてる潤くんを、ビックリさせるとかやるじゃん槙田！
和｢…で、どうしたんすか？｣
潤｢よく分かんねぇ約束したんだよ。俺の方から｣
和｢ふぅんどんな約束よ｣
潤｢…次会えたら3分間だけ話聞いてあげるっていう約束｣
和｢…｣
潤｢なんつーか、なかなか会わないもんだね｣
和｢……、｣
あ、電車きたからまたねニノ。今度いつ飲むか翔さんに聞いといて
そう言って潤くんは、スタイリッシュに去っていった
・
｢いや〜なんか知んないけど店混んでたわぁ｣
和｢…はぁ。なんて可哀想な奴なんだ｣
｢えぇ！？そんな、？｣
まぁいいや。楽しみがひとつ増えたんだし。
しばらく、黙っとこーっと。
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來幸(プロフ) - ユキムラ*さん» ユキムラ＊さんありがとうございます。あぁなんて嬉しいお言葉(泣)ただただイケめてる紫さんを書きたかった私なので、満足です(笑)本当にありがとうございました。 (2019年2月27日 8時) (
レス) id: e8a35d3d1e (このIDを非表示/違反報告)
ユキムラ*(プロフ) - コメント失礼します!! 素敵なお話どうもありがとうございました!! 紫くんメインってそもそもあんまりなくて中でもこんな青春ぽいの読んだことなかったのでとても面白かったです！ 大好きな作品になりました。 (2019年2月27日 1時) (レス) id: 45a97fb88e (このIDを非表示/違反報告)
來幸(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます。少々お待ちくださいませ…。嬉しいお言葉ありがとうございます。 (2019年2月26日 20時) (レス) id: e8a35d3d1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 続きをお願いします (2019年2月26日 0時) (レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來幸 | 作成日時：2019年2月17日 23時
