22.あなただけを ページ22
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こういう、苦手な男性を、やんわり断る時
付き合ってる人がいるんです。ってのは通用しても
好きな人がいるんです。が通用しないのは、なんでだろう・・・
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付き合ってる人はいないって言ったら、俺でいいじゃんって言われたから、
好きな人がいるんですって言ったら、別にいいじゃんって笑われた
どこに笑う要素あるよ。まず、どこが別にいいの？
はー、人間として無理だわ
もう帰りたい(泣)
松潤さんに誤解ときたい
もう1回、好きって伝えたい！！
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腰に回してきた手が、私の頬に触れようとしたタイミングで、机の上の携帯が震えた
｢…あ、ちょっとすみません｣
そう言って、店の外へ。
あー、冷えた空気が気持ちいい。
このタイミングで電話をかけてきた救世主は…
今度なにか奢ってあげよう
｢…、もしもし、どしたの二宮｣
和｢あーもしもし、俺もこの店いるんだわー｣
｢うん知ってるよ｣
和｢被害者さんと会ったらしいね〜｣
｢…そーだよ！このタイミングで会うとか最悪だよ！で？どしたのさ！｣
松潤さんと飲める関係にある、二宮に嫉妬して、ちょっときつくあたりすぎた。ごめん二宮
和｢…お前さぁ俺に感謝しろよ？礼はそーだな、｣
｢ちょっとまった！確かに感謝はしてるけど、ん？わざわざ電話？礼？｣
和｢まー、礼はまたでいーや。とにかく｣
｢…、｣
和｢頑張れよ｣
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何が頑張れなのか、イマイチよく分からないけど、
その言葉は今の私にスーッと入ってきて
いつか、背中を押してくれる時が来るんだろうなって
根拠もない訳も分からないことを考えた
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電話も終わり、二宮の言葉を聞いて。
我に返った。私、こんなとこいる場合じゃない。
どーでもいい人に媚び売ってる時間なんてない。
今、この瞬間を、どうしたい？って問えば、答えはすぐ出た
私は、今、この瞬間までも！
松潤さんだけに恋をしたい！！！
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よし、戻って、荷物を取って、早急に松潤さんを探して、3分間の約束をお願いして。
真っ直ぐいこうじゃないか。
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『…あ、いたいた』
｢、｣
『…よし、2人で抜けようか』
腕を掴んだのは真っ赤な顔したチャラ男
あぁ、とことん、私
ついてない・・・(泣)
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來幸(プロフ) - ユキムラ*さん» ユキムラ＊さんありがとうございます。あぁなんて嬉しいお言葉(泣)ただただイケめてる紫さんを書きたかった私なので、満足です(笑)本当にありがとうございました。 (2019年2月27日 8時) (
レス) id: e8a35d3d1e (このIDを非表示/違反報告)
ユキムラ*(プロフ) - コメント失礼します!! 素敵なお話どうもありがとうございました!! 紫くんメインってそもそもあんまりなくて中でもこんな青春ぽいの読んだことなかったのでとても面白かったです！ 大好きな作品になりました。 (2019年2月27日 1時) (レス) id: 45a97fb88e (このIDを非表示/違反報告)
來幸(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます。少々お待ちくださいませ…。嬉しいお言葉ありがとうございます。 (2019年2月26日 20時) (レス) id: e8a35d3d1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 続きをお願いします (2019年2月26日 0時) (レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來幸 | 作成日時：2019年2月17日 23時
