18.真っ直ぐ ページ18
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雅｢…松潤、カッコよくなりたいんなら、行動あるのみだよ。そんなん松潤がよく知ってるじゃん(笑)｣
潤｢…そっすよねー｣
雅｢…俺から提案ね｣
潤｢…｣
雅｢全部、ぜんっぶ、真っ直ぐにぶつかるんだよ｣
潤｢…、｣
雅｢…もちろん。カオリとも｣
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電車に乗り込んで、ぐるぐる頭の中で回る疑問をね。まずは。
｢…ねぇ、知り合いだったの？｣
和｢知らないってことになってる｣
いやいや、完全知ってるじゃーん
いつから知ってたの。まさか結構前から？
もー嫌な予感しかしない…
｢……・・・じゃあ。なんで、助けてくれたの｣
和｢だってお前泣きそうだったもん。つか今も｣
｢…、｣
和｢どうした？｣
やばい。二宮がこんな優しい目で見ている
それだけで、泣きそう
｢…私、今めちゃめちゃカッコ悪いの｣
和｢なんで？｣
｢…一目惚れしましたって言った時はそれなりの勇気あったし、自分でも、自分やるじゃんって思ってた｣
和｢うん｣
｢…でも今は、自分の気持ちより、松潤さんの気持ちばっかり考えてビクビクして、臆病で、ほんとに自分が嫌だ｣
がたんっ。って電車が揺れるから、零れちゃったじゃん
ぽろんって涙。あー二宮には1番見られたくなかったかも。絶対バカにされる。顔上げたら携帯構えてる。絶対。
和｢…カッコ悪くなんかないよ。お前自分が思ってるよりだいぶ真っ直ぐだよ｣
｢…へ？｣
そこには、冷めた目をしてる二宮でもなく、カメラを向けた二宮でもなかった。
ただ、ただ、優しい目をしてる二宮だった…
和｢…大丈夫。どんなお前でもちゃんと潤くんは受け止めてくれるよ｣
｢…、｣
和｢…だって、潤くんかっけーもん(笑)｣
なんだよなんだよそれ。
ずるいじゃん。二宮も、相葉ちゃんさんも、なんでこんな出来た人達なの。
和｢鼻水でてっけど｣
｢…うるさいなぁ！てか、潤くんって、なに？松潤さん？知り合いじゃん！｣
和｢うるせーな、もう少し沈んどけよ｣
・・・ありがと。二宮。
カオリさんと、どんだけ松潤さんがお似合いでも
私の好きって気持ち変わんないんだから、真っ直ぐいるしかないよね。
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潤｢…カオリ、ちょっと話あんだけど、…いい？｣
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來幸(プロフ) - ユキムラ*さん» ユキムラ＊さんありがとうございます。あぁなんて嬉しいお言葉(泣)ただただイケめてる紫さんを書きたかった私なので、満足です(笑)本当にありがとうございました。 (2019年2月27日 8時) (
レス) id: e8a35d3d1e (このIDを非表示/違反報告)
ユキムラ*(プロフ) - コメント失礼します!! 素敵なお話どうもありがとうございました!! 紫くんメインってそもそもあんまりなくて中でもこんな青春ぽいの読んだことなかったのでとても面白かったです！ 大好きな作品になりました。 (2019年2月27日 1時) (レス) id: 45a97fb88e (このIDを非表示/違反報告)
來幸(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます。少々お待ちくださいませ…。嬉しいお言葉ありがとうございます。 (2019年2月26日 20時) (レス) id: e8a35d3d1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 続きをお願いします (2019年2月26日 0時) (レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來幸 | 作成日時：2019年2月17日 23時
