自己中少年と本物の実力者 ページ39
ピカチュウが泣きそうにこちらを見つめるリオルを奥まで連れて行ったのを見て、改めて少年達に向き直った
「どうかしましたか？」
「お前、名前は？」
「？Aだけど」
不思議に思い見つめていると少年がまさかの言葉を言い出した
「お前、俺の仲間に入れてやるよ」
いきなり意味のわからないこと言い出した少年に唖然とする
仲間…？
「どうだ、嬉しいだろ？」
「さっすがキクト！やっさし〜！」
理解するのに時間が掛かっていると、女の子が萌え袖でキャピキャピしながらキクトと呼ばれた少年を褒める
「ほら、キクトが誘ってくれたんだからお礼言えよ」
男の子が腕を組みお礼を言えと急かしてくる
どうしようかと辺りを見渡すと他のトレーナーがコソコソと心配そうに、でも関わりたくないとこちらを見ていた
…なんか関わらない方がいいかも
「あ、大丈夫です…それでは」
そう言いさり、2人のもとへ歩き出す
すると、少年達が怒り出した
「は！？俺の誘い断るとか、トレーナー辞めてもいいんだ？」
「何が？」
「なっ！？俺のこと知らないのかよ！？」
「知らない」
私がそうキッパリ言うと少年達はもっと怒り出した
「キクトはあの大手企業の御曹司なんだから！知らないとかありえないんだけど！」
「お前をトレーナー辞めさせることも簡単なんだからな！」
「へぇ〜すごいね」
トレーナー辞めさせるって…そんなのどんな偉い人でも無理だよ
自分で辞めるなら別だけど…
「土下座して謝ったら許してやるよ」
「キャ〜！キクト優しすぎ〜！」
「さすがだな！」
「どうして私が謝るの？」
「俺の誘いを断ったお前が悪いからだよ！」
「？なんで断っちゃいけないの？」
「なんだよお前！！口答えすんのか？だったら＿」
ますます顔を赤くした少年が他の2人に手伝うよう叫び、ボールからポケモンを出した
出てきたのはバンギラス、ゲンガー、ボーマンダだった
明らかにレベルがあっていないのを見ると、少年が親に頼んだのだろう
「バンギラス"かみなりパンチ"！！」
「ゲンガー"シャドーボール"！！」
「ボーマンダ"ドラゴンテール"！！」
3人が同時にこちらに向けて攻撃してきた
それに対抗するためボールを投げた
出てきたのは＿＿
「ニンフィア"ムーンフォース"！！エルレイド"インファイト"！！」
「フィィアァァ！！」
「エルゥゥゥ！！」
2体の技が3体の技に打ち勝ち、3体に大ダメージ食らわせた
そのまま3体のポケモン達が吹っ飛んだ
それと同時に誰かがポケモンたちを受け止めた
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夢マロ(プロフ) - 猫狗さん» wwwありがとうございます！！がんばります！！ (2022年12月20日 12時) (
レス) id: 701c9d818a (このIDを非表示/違反報告)
猫狗 - な”っっっ...めっちゃいいところでッ...((((とても面白いです！更新楽しみに待ってます！ (2022年12月19日 19時) (レス) @page40 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
夢マロ(プロフ) - 雪みかんさん» ありがとうございます！！カルムくん好きなんですよね〜！！ (2022年12月6日 14時) (レス) id: 701c9d818a (このIDを非表示/違反報告)
雪みかん - カルムくん登場するとは…！！めっちゃ好きです… (2022年12月4日 10時) (レス) @page35 id: b5c5dc5e77 (このIDを非表示/違反報告)
夢マロ(プロフ) - 蝶影さん» 確かにそうですね！？直させていただきます！！ (2022年9月15日 7時) (レス) id: 701c9d818a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢マロ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2022年8月5日 22時
