ままがむかえにこなかった。

ままがむかえにこなかった。 ページ39

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「…ってことで！明日は来てやるんやから泊まらせてくださーい」

「…俺は来なくてもええんやぞ」

「ともは来てほしいもんなー」









望としげのうざ絡みで、二人を泊まらせることに。

二人はリビングで寝かせよ。


皆で自転車を押しながら、ともがとことこ着いてくるのを見守る。

空を見上げて、たまに待ってると俺の足にぶつかるから不貞腐れて。

ともが見てへんから悪いんやろ？









「やっぱ夜は涼しいな」

『うん、りゅせ、キズいたい？』

「…傷？…うぇっ、なにこれ」

「お前、なんか切った？」








しげが俺の腕を指さしながら言う。

心当たりあったら傷にも気づいてるっちゅうねん。







「…なーんも分からんなぁ」

『流星ばか？』

「あははっ！バカやってぇ」

「うるせぇ」








ともは、望にも似てしまったかもしれん。

でも、怖がるより。

普通の悪がきになっていく方が、ええかな。









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500票ありがとうございます！

コメント返しも、久しぶりにさせてもらいました！

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