家庭教師センラマン。 (ページ3)

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「え・・・・・・なんでですか？」

「いいから」

そう、スマホを手渡される。
どうしよう・・・・

ここは西園寺家としてお上品なところを言うべきか・・・・？
でも、本当に行きたいところはあるし・・・

「Aちゃん、本当に行きたいところだよ？」

折原さんが言った言葉で私は吹っ切れ、文字を打ち始めた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アニメイト
ＬＩＶＥ
カラオケ
ゲームセンター

・・・・・・・・・・・・・・

「うん、ok！！」
「これ、どうするんですか？」
「Aちゃん、此処に書いてあるところ、全部行こう」
「え、いいんですか！？」
「うん。西園寺さんにも許可得たし」

「え！？どうやって得たんですか？」
「ん～と、難しかったんだけど・・・」

折原さんが言うにはお父様を勉強ばかりだと学力が下がると言って言いくるめたらしい。

「え～、アニメイト、ライブ、カラオケ、ゲームセンターね。
ライブって誰のライブ？」

「あの、知らないと思うんですが、

浦島坂田船っていうグループです」

「・・・・・・・・・・・・・え、」

ﾄﾞﾝｯ

折原さんがスマホを落とす。

「え、折原さん、大丈夫ですか！？」
「え、Aちゃん、こたぬき？志麻リス？坂田家？センラ―？」
「あ、知っているんですか！？センラーです！」

「え、えええええええええええええええええええええええええええ！？！？」