【男主】平凡を愛そうと思う。【出会い編】 (ページ31)

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第３１話「裏」ページ31

けど、まぁ。
年上の人に勉強を教えて貰えるなら有難い。

うん、とりあえずどれくらい頭いいか
分からないが、会ってみたいな。

山田「どうする？」

A「…兄貴、呼んで来い」

山田「え、今か？」

馬鹿か、こいつ。
今は、昼だろうが。

A「放課後だ。学校近くの喫茶店で〝お前の”
　勉強会をやるぞ」←

そう、あくまで山田の。

いや、別にこいつのためとかじゃない。

■放課後

ノート類を鞄に詰め、山田の机の前に立つ。
いつまで寝てるんだ、こいつ。

山田「すー…」

A「起きろ、山田」

ピンッとでこピンをしてやった。

山田「いってぇ！？」

A「起きたか。さっさと行くぞ」

山田「ん？もう放課後か」

そりゃ寝てたらすぐ放課後来るだろうよ。
…なんかそう思うと、すげぇ腹立ってきたな。

ドカッと山田の椅子を蹴り飛ばした。←

山田「なにすっ」

「ぐぇっ」と情けない声をあげる山田。

A「さっさと準備しろや。鈍間」←

山田「…ス、スミマセンデシタ…」

・・・✂・・・✂・・・

どうも、あまぐり(天樂)です。
…ごめんなさい。

主人公の裏をちょっと出したくて←