この音響かせ!! 【なにわ男子】 (ページ29)

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#25　呼び捨てページ29

月海side

メトロノームを落とした練習終わり。
重い、重い。重すぎる。
因みにTubaって楽器単体で10㌔、ケース込で16㌔なんだって。重いよね。
隣を歩くはっすんの担当楽器はClarinetは軽いからなあ。
本当、持ってほしいくらい。
月海「ねぇねぇ、丈君。上手くなったね。」
丈一郎「……。」
はっすんは今、西畑さんのところに行って何か話してる。
月海「丈君?丈君?!」
中々返事しない。
どうしたんだろ。
丈一郎「……なぁ、月海、って呼んでええ……?」
何急にした言い出すんだろう。
はやく、呼び捨てで呼んで欲しかったのに。
年の差、凄いんだよ。
同じ子年。
つまり、12歳差。
もう、お兄ちゃん、って感じ。
月海「うん!勿論!俺も丈、でいい……?駄目、かな……?」
返事がない。駄目だったのかな……。
丈一郎「ええよ!月海!」
2人ヨタヨタTuba持ちながら話す。
月海「へへへ。丈!」
丈一郎「なんや。」
月海「ん、カッコイーなーって。」
あ、うっかり。
丈一郎「え……?」
そんなところに助け船を出すかのようにはっすんが来てくれた。
和也「なーに話してんのー!」
丈一郎「今話してたんや!割って入って来なくてええわ!」
月海「まぁまぁ。はっすんも、カッコいいですよ。」
和也「ホンマ!?月海ちゃん、ええ子やわ〜。」
私、もしかしたら……。
丈一郎「……。」
ふっと頭の中に流れてきたのは、ダイヤモンドスマイル。
最近はなにわ男子の曲を聞くのが増えている。
家になにわ男子のメンバーがいるからかもしれないけど。
もしかしたら、もしかして。

俺、なにわ男子のことが、

……好き……?!

はーい、どもども!三日月島でーす!
ちょっと諸連絡。
えー、無事県大会が終了し、
有り難いことに!
見事県代表を頂きました!
あ、何処の県かは言いませんけどね。
で、練習とか忙しくなるので更新速度もっと遅くなるかもです。
そこんところ、よろしくー