樹氷 ページ34
分かったよ。諦めてねぇからな。
おまえ、名前は。
そこで意識が完全に現実に戻った
ゆっくり動き出す私を警戒してさらに筋肉を緊張させる大人たち
”殺せる”
直感で思った
《殺せ》
嫌だね。
「大丈夫です。乗っ取られていません。」
《ホントにぃ？》
演技だったんだよ、さっきのは。
「では今日の実験は終了です。お帰り下さい。まだ暴走したときの制御剤などはありませんので。」
まったく怖い実験をさせられたもんだ
「分かりました。ではまた何かあったら連絡を下さい」
一礼して帰宅する。
かなり時間を費やしたようでグレンたちはもう居なかった
まだ許嫁になった事も報告していないのに報告すべき事が増えた。
一瀬が柊に入るなんて前代未聞だから流石に耳には入っているだろうけど、早々に愛知に帰るべきか。
お父さんはどんな反応を見せるだろうか。樹氷、どんな反応すると思う？
《あさぁね、でもお前は労いの言葉と優しく抱きしめて貰うことを欲してる。柊暮人との関係も認めてほしいとね》
………そうか。
グレンは無事だろうか。小百合は、時雨は。
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ユリア(プロフ) - 面白かったです！続きを楽しみにしています！！ (2023年2月17日 2時) (
レス) @page38 id: fd5f2c1d92 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 更新お願いします (2022年8月12日 22時) (レス) @page38 id: a10ab27aa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日目 x他3人 | 作成日時：2019年5月12日 1時
