？？ ページ48
貴方side
そいつはゆっくりと1歩1歩近ずいて来ている。
『図星で何も言えないの？
つまんな』
なんて言ってても嬉しそうに笑う目の前の人物。
「2人に手、だしてないよね」
なんて言うと驚いた表情してもっともっと嬉しそうな表情を浮かべる。
「出てないかって聞いてるんだけど？」
『もっちろん！だってあの二人に興味無いもん。
ねぇ、俺らの仲間にならない？』
『ここにいる奴ら全員に仕返し出来るよ。
数日の間だけど辛かったでしょ？苦しかったでしょ？』
『僕なら分かってあげれるよ。
どう？』
と耳元で囁いてくる。
だからその人の方に手を置きそして思いっきりお腹に蹴りを入れた。
つもりだった。
いつの間にかそいつは私の後ろにいた。
『そういう威勢いいねぇ！！
堪んないよ』
ばっと後ろの人物から距離をとる。ここは薬品も多いい下手に動いたら何が落ちてくるかわかったもんじゃない。
逃げたいが扉はやつの後ろ、残されたのは窓。
窓から逃げても仲間がいたら終わり。
能力目的なら見せてもダメだ。
『その顔、ほんとに堪んない！！！
それだよそれ！！考えどうしようかと迷走してる顔！！』
狂ってる、そうとしか言いようがない。
でもでも、そいつの見た目に惹かれるのは何故？
なぜ惹かれる？能力か、同族に見えるからか？
それともアイツら…向こうの友達の声に似ているからか？
「あーもう！！！
わっかんないよ！！何が目的でここにいるのかなんて」
「二人には興味無いって言うし。
お前に惹かれてる理由も全部分かんねぇんだよ！」
なんて声を出せば『だよね、だよねぇ？』と言ってくる。
心が揺らぐ揺さぶられる。
『君を君みたいな存在を待ってたんだ。
君みたいな存在がいるから聖女になるんだ！！』
『俺達の敵になるんだ！』
もう訳が分からなかった。
そいつの言葉、声、顔全てがもう歪んできた。
私はわけも分からず大きな声を出した。
「魔法陣展開、対象目の前の人物！！！
息の根が止まるまでやれぇぇぇ"！！！」
紫色の禍々しい魔法陣がこの部屋床に大きく現れる。
空いている窓には薄らと紫がかっていた、扉も全部。
『能力、いや君自身の暴走か！！
面白い、もっと、もっと…聖女候補という立場を見せてくれよ！！』
奴は戦闘態勢に入る。
緑色の髪が、黄緑の瞳が、ギザギザの歯が。全てが視界に入る。
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夜奈(プロフ) - モモモさん» コメントありがとうございます！ モヤモヤしてる所をズバッと言い返す夢主いいですよね！夢主がいつか報われる日が訪れたらいいですね。コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (10月20日 18時) (
レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - 自分が読んでいてモヤモヤしていた所を、夢主ちゃんがズバって言い返してくれるので見ててスカッとして気持ちがいいです！夢主ちゃんが不憫なのでいつか報われる日が来ることを祈ってます。 (10月20日 17時) (レス) @page26 id: de8d799915 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - 夜空。さん» コメントありがとうございます！そこまで効果が！？お世辞でも嬉しいですありがとうございます。 作品読ませてもらいましたosさんの続き楽しみに待ってます！ コメントありがとうございます、更新頑張ります (2021年12月12日 23時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
ライ@Mallow - 何 こ れ す こ 。 あ、精一杯褒めようとしたらこれしか言葉が出て来ませんでした…。でも要は神作品って事です更新頑張って下さい！！！！！ (2021年11月30日 16時) (レス) @page34 id: 74ae029d2d (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - 夜空。さん» コメントありがとうございます！神じゃないですよ！？すみませんがコメントする時は検索避けしてもらえると嬉しいです…。嬉しいコメントありがとうございます、私もコメントしてくれる夜空さんが大好きです、コメントありがとうございます。更新頑張ります！ (2021年11月29日 23時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜奈 | 作成日時：2021年10月27日 23時
