家の異変 ページ7
貴方side
暫く時間を開けてから家を見てみると、ガラリと変わってる気がした。家具の配置とかではなく、空気感が変わっている。
あの人達が来てからさらに重たくなっている。
「あったま痛い…でも寝たらダメか。外にでもいくか」
昨日怒られたばっかだが関係なしに、外の空気を吸いに行く。スマホと財布だけ持って適当な場所まで歩いていく。
すると父親とばったり会ってしまった。
喉がひゅっと鳴った、バレないように平常心を装いながら横を通り過ぎようとした。
だって電話してたから、後でメールすれば良いそう思ってたら無言で私を引き止め、今度は右頬を叩かれた。
…は？
小学生達が帰る時間で、ちびっこ達の目線がチクチクと刺さる。見ちゃダメだよ、そんなことを言いたいのに言わせて貰えないこの時間。
地獄だな、ほんとに
睨みつけることもせずに、力無くただ電話が終わるのを待つ。笑うことも許されない、泣くことも許されない、人の目線が死にたくなるぐらい刺さる。
こうやって人は死ぬんだろうな
呑気にそんなことを思っていると、胸ぐらを捕まれ殴られるその時だった。
？？「家庭の事情に首を突っ込む気はありませんが、流石に殴るのはどうかと思います」
黒髪の少し疲れてそうな、細身の男性が父親の腕を掴みながらそう言葉を発した。
助けなければいいのに、そうひねくれたことを思ってしまう。
？？「…すみませんが、一旦娘さんとお話しさせてもらいます。その間に冷静になって貴方がやろうとしていた事の重大さを考えてて下さい」
｢行きましょう｣と私の手を握ってはその場から離れる。
怖かったのか手汗で湿っているのを感じる。
少ししたところで手を離してくれた。
その人は心配方に私を見つめながら、すみませんと深々と頭を下げる。
｢こちらこそありがとうございます」
？？「いえ、あそこで私が入ったら悪化する場合もありますから…とにかく一旦は無事でよかったです」
「ほんとにありがとうございます。でも…いやなんでもありません」
何故と聞こうとしてしまった。
深く聞かない方がいい、それに頼っても無駄だって知ってるでしょ。
男性は名を名乗り、名前は伊地知潔高らしい。
「ご丁寧にありがとうございます。
私の名前は幸薄Aと言います、飲み物ぐらいしか奢れませんが…お礼させて下さい」
伊地知「いえ大丈夫です。
こちらこそほんとに申し訳ありません。これ私の連絡先です、悪化したらいつでも連絡ください」
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シア - 最新お願いします！！ (2月4日 19時) (
レス) id: 5afea0a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - 琥珀さん» コメントありがとうございます！わわっ、嬉しいお言葉…更新頑張ります！ (12月9日 18時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 初コメ失礼します！この作品大好きです！応援してます！ (12月8日 11時) (レス) @page23 id: 02b8c6d60a (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - あまさん» コメントありがとうございます！無理のない範囲で頑張ります！めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます！ (12月3日 18時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
あま - お話の雰囲気すごい好きです！無理のない範囲で更新頑張ってください！ (12月3日 18時) (レス) @page10 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜奈 | 作成日時：2023年11月30日 22時
