家の子は大っ嫌い ページ23
貴方side
「いいですよ。手合わせしましょう。
弱いですけど、売られた喧嘩なら買いますよ」
普通から大っ嫌いへと切り替わる。
大丈夫って言ってんじゃん、なんで分かってくれないの？
乙骨「好きなタイミングで来て」
挑発に乗り、真正面から挑みにかかる。
我ながら馬鹿だとは思うが…煽った方が悪い。
乙骨「はい捕まえた」
片腕を掴み、後ろに回す乙骨さん。
いつの間に移動したか知らないが、たかが後ろに回しただけで動けないとでも思ったのだろうか。
乙骨(え、左腕掴んだのに)
痛みなんて気にも止めず、右側に体を無理くりそらし、頬に肘を入れる。
入れたつもりだったんだけどなぁ…。
「なぁーんで、そんなに離れた所いるんですか」
乙骨「攻撃食らってもいいことないしね」
正論過ぎて笑える。口ではそう言っても、口角は下がったまま。
乙骨「それより棒立ちは舐めすぎじゃない？」
「何処見てるんですか」
乙骨「え」
気が付いたら身体が動いていた。
私は乙骨さんの背後にいた、自分でも理解ができてない中放った言葉は「何処見てるんですか」だった。
あと少し、あと1歩、攻撃が届く数センチのとこだった。
砂嵐が起き、目を瞑る。少し入ったのか目が痛い。
何とか目を開け、景色を見てみると五条さんが居た。
五条「憂太やりすぎ。落ち着け」
手首を捕まれ、拘束されてる乙骨さん。
カランっと知らぬ間に武器を持っていたようで、乙骨さんの足元に落ちた。
五条「これ以上暴走するなら、傑が相手することになるけど」
真っ黒い笑みで乙骨に笑いかける夏油さん。
あの中で1番怒ってるのか、背筋が凍りつきそうなぐらい恐い。
五条「あとお前も」
ビシッと指を刺し、注意してくる五条さん。
五条「イジ張りすぎ、弱いんだからさ。喧嘩なんて買わないの」
怒ってるのかと思ったら、段々とおちゃらけた口調に戻っていく五条さん。
肩に力が入っていたのが一気に抜けていく。
五条「ほら、ちゃんと2人共謝って。
そうしないと今にも傑が暴走しちゃうから」
「もう暴走しそうですけど…」
そこまでま生徒想いな夏油さんに関心しつつ、乙骨さんに謝りに行く。
真希「ほらお前も謝ってこいよ」
気まずい雰囲気が流れそうな時私が先陣をきる。
「乙骨さん、ごめんなさい。
謝って済むことじゃないのは分かってます、でも」
少し嬉しかったってのは内緒に別の言葉を投げかける。
「心配してくれてありがとうございます。
私は本当に大丈夫ですから」
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シア - 最新お願いします！！ (2月4日 19時) (
レス) id: 5afea0a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - 琥珀さん» コメントありがとうございます！わわっ、嬉しいお言葉…更新頑張ります！ (12月9日 18時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 初コメ失礼します！この作品大好きです！応援してます！ (12月8日 11時) (レス) @page23 id: 02b8c6d60a (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - あまさん» コメントありがとうございます！無理のない範囲で頑張ります！めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます！ (12月3日 18時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
あま - お話の雰囲気すごい好きです！無理のない範囲で更新頑張ってください！ (12月3日 18時) (レス) @page10 id: 626fa9ab7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜奈 | 作成日時：2023年11月30日 22時
