一般人の子の家に生得領域あって笑えない【呪術廻戦】

家の子 唐突の手合わせ ページ21

貴方side


五条「んでついでに、誰か手合わせしてやって」

夏油「勿論この子とね。どのぐらい動けるか知りたいからね」

情報量過多で完結しない。
スペースキャットになっていると、「俺が相手しますよ」と手を挙げ立候補したのはまさかの、伏黒さん。

五条「珍しいね。恵が立候補するなんて。
ま、早い者勝ちってこで恵頼んだよ」

五条「恵、手抜いたらマジビンタね」

伏黒「はぁ…まぁ…手加減はしませんよ。
生半可な手合わせじゃ任務の時、死にかねませんし」

「まって、待って、待とう。待ってください」

真希「ほら行けよ。さぞかし強いんだろうなぁ？」

「話しを…話しを聞く以前に説明を…」

まって任務ってなに、いや説明。説明して下さい。
頭を抱えていると、肩を押されて素グラウンドの真ん中に立たされる。

「とりあえず…終わったら殴ります。
絶対、適当な説明で終わらせたであろう五条さんを、シバキます」

伏黒「あー…五条さん。説明しましたかね」

五条「追々ね、追々」

ちょっと殺意が湧きかけながらも、適当な準備運動をしては身体をほぐす。

夏油「準備はいいよね。
それじゃあ開始！！」

唐突に開始を宣言される。
いきなり殴りに来る伏黒さん、急いで避ける。
真正面から受けるなんて正気じゃない。

心臓がバクバク鳴っている、今の一撃でもう息が上がる。
危なすぎる、食らったら死ぬかもしれない。

取り敢えず今は距離をとることだけを考えよう。
背を向けるのは…確か愚策だったよね…確か。

考えてる間にも、伏黒さんは追ってきて攻撃は止むことは無い。

五条「逃げてばかりじゃ勝てないよ〜？」

「そもそも勝てな"っっ！？」

「危なすぎ…危ないって…」

急いで体制を立て直すも、一撃食らう。
幻聴かもしれないが、バキッ 骨の音が聞こえる。
左腕を抑える、痛い。気のせいじゃない…？

「少しぐらい反撃する時間下さいよ」

伏黒「手は抜かないって言ったろ」

そのまま、左腕を犠牲にし。大分無理な体制で蹴りを入れる。

伏せがれた。するとその足を掴まれたと思ったらぶん投げられる。

今の光景がスローモーションに見えて、ひとつ言えるのは人って片足掴んで投げられるんだってこと。

ぽけーっとそのまま落下するのを待つ。
受け身のとり方なんて知らないから、あとはダメージを喰らうだけ。

放置していると何か柔らかいものにぶつかり、衝撃が緩和された。

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