血 ページ24
貴方side
私は血の匂いに誘われてこっちに来る青鬼に対して罪悪感を抱きながら剣で刺していった。
そして来てない時は本のページを血で塗るそれを繰り返していた。
その繰り返し。やっと埋まったそう思ってもページの文字は浮かんで来なかった。
「まさか」
全部埋めなきゃいけないの？
いや隙間があるから？
まず隙間を無くす作業を行う。
すると文字が浮かんできて書いてあった言葉は
この世界から出たいのであれば5人の鬼に対しこう言う
「【捕まえた】」
そう言う時に重要なのは手を繋ぐこと。
動きを止めることが大切。
【捕まえた】そう唱えるとその鬼は青鬼になれなくなる。
そしてあと少し書いてあったが今はそれより動きを止めよう。
私は前のページをもう一度開き最初に止めるべき人を決める。
赤、青、黄このどれかだろう。
黄色の前では仲間を侮辱しちゃいけない。
なら黄色は1、2のどちらか。
なら赤色ならどうだ？
赤色の条件は比較的簡単だそうなると赤色を選ぶしかないだろう。
血で染った本のページ。
この色と全く一緒だ…彼方が色的には明るいか。
そんな馬鹿なことを思いながら赤色を探す。
歩いて探す、見分けなんてつかない。
でも今の自分なら分かる気がした。
「見つけた」
後ろにいて何時でも倒せるのに倒さない鬼。
私は赤色の名前を呼んだ。
「赤色…いやレウクラウド。
レウさん」
赤色で反応してレウクラウドで後ろを振り向く赤色。
赤色もまた紺色と一緒で本能に抗っている様だった。
「レウさんは頑張り屋さんなの知ってますよ。優しくて叫び声が面白くてそして何より運営と遊ぶのが大好きなこと」
数メートル離れていた私はゆっくりと赤色に近づく。
赤色は悲しそうな目をしながら頭を横に降っていた。まるで「来ないで」「近づかないで」と言ってるようだった。
「レウさんは何時も俺は優しくないとか言ってますけど優しいですよ。
何よりここで本能に抗って皆さんを倒してないのが何よりの証拠です」
そう言いながら近づき手に触れる。
そしてその手を握ると名前を呼ばれる。
Tr「Aさん何してるんですかっっ！！！」
Kr「ダメだ、他の鬼のせいで近づけない！！」
pkt「早く逃げて下さい！！」
たくさんの声が聞こえた。
私はその声を無視して赤色に対してこういった。
「捕まえた」
するとだんだん姿が変わっていきそして赤色は…いやレウさんは元の姿に戻った。
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カナデルオト - 失礼だと思いますが 入手 というページの“青い剣”が“青い県”になっていました！ (2022年6月29日 18時) (
レス) @page21 id: 0b43afc423 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - ウルフグリーンさん» コメントありがとうございます。後日談の時に会わせたかったんですが会わせなかった理由は単純に私の性格が悪いからです。今のところ会わせる予定はありません、続編（新作）にご期待ください (2021年8月2日 19時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
ウルフグリーン(プロフ) - これ、番外編で会わないかな…？ (2021年8月2日 16時) (レス) id: cfbc218aad (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - 星さん» コメントありがとうございます。好きなら良かったです。体調崩さない程度に更新しておりましたので御安心を。コメントありがとうございます (2021年7月29日 0時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
星 - あ゛ーまじ好きすぎる更新楽しみにしています体調崩さない程度に頑張ってください！！ (2021年7月26日 2時) (レス) id: b61274ff34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜奈 | 作成日時：2021年5月26日 22時
