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4話 ページ6

貴方side


顔に熱が溜まっていくのが分かる。
いま、わたし…男の人に…

「うぅ、それは…まじでぇ」

白髪の男性の声が耳元で今でも聞こえる。
変な感じがして仕方がない、なにより腰を抱かれたことが1番恥ずかしくて仕方がないのだ。

「思い出しただけで…無理かも」

なんて言ってるとだんだんと視界がぼやけてくる。
朝が来る直感的にそれを理解した私は急いで暗闇を探す。

「あった…って何ここ」

嫌いな銀の臭いが鼻につく。
この匂いダメかも、今すぐに出よう、もしかすると

「ハンターが…」

??「ナニ?」

こんなに近くにいるのに気が付かなかった。
緑色のつばの大きい帽子を被っている、青年または少年は私の横にいては顔をのぞかせている。

「エット、コンニチハ…?」

羽が出なくてよかった、そう思いながらも話しかける。

「良かったらここに居てもいいですか?」

??「ン、コッチ。Aが来たって知ったら喜ぶねみんな」

「…ん?今なんて…」

青年は欠伸をしながらも薄暗い洞窟の奥深くへと案内してくれる。

「あ、あの!」

??「シィーッ、きょーさん寝起き悪いから…ソノ」

??「だぁれが寝起き悪いって言うてみぃ?みどり」

??「れうさぁん…」

??「俺にふられても困るんだけど!?」

あか、き、みどり、カラフルな色合いが揃い始める。
のそのそと1人は黒色の帽子を持ち、もう1人はフードを被り直す。

どこかで聞いたことがある会話のテンポ感に疑問を抱きつつ彼等に質問する。

「ここの主はどなた?」

そうきくと「あいっかわらずぽんこつだなぁAは!」と上から誰かが降りてきた。

青色の人物、不思議とその人の色の八割がた青色で占めてるんじゃないかと思うぐらい青色が多い。

「まさかここで会えるなんてね〜。
あ、俺らっだぁね」

「よろしくお願いします…?」

Rd「んでこっちが、みどこんれうばどね」

Kyo「いや適当か。
金豚きょーやで今度こそ覚えてな」

Md「みどり」

Ru「レウクラウド、好きに呼んで」

Km「あ、おれ?俺か…コンちゃんって呼んでね。
コンタミです」

囲まれて挨拶される。

コンタミ…さん?今どこから出てきたの!?
私吸血鬼だよね…??暗闇で気付かないって吸血鬼やめた方がいい…?

しかも今血飲んだばっかだから、五感研ぎ澄まされてるはずだし!!

「パンクしそう…わたしの存在ってなに…??」

「きゅうけつきだよね…??」

あれぇ?なんて言ってるとぽんっと頭に手を置かれる。

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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - コメント失礼します!私実況者様全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです!出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!楽しみにしてます! (11月26日 21時) (レス) @page8 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - コメントありがとうございます!基本はその日の気分で書いてますねー。ただメインで出すと言われると多分、今の所何となく思いついてるのが【うんえ】なので、メインはそこになるかと思います!! (11月12日 19時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
豆腐(プロフ) - コメント失礼します!この小説に出てくるのはどのグループメインとかありますでしょうか? (11月12日 13時) (レス) @page11 id: 4dd3ea86f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜奈 x他1人 | 作成日時:2023年10月7日 18時

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