"仮"である ページ16
貴方side
「目立つ行動はしないこと!
そしてここで買うものは仮だからね!!ここで満足出来るものがあるならそれでいいけどないかもだからまた今度別の場所で買いに行くことを忘れずに」
最終確認でそれを言うと頷いては店の中に入る。
取り敢えず適当に案内しては確実自由に回ることにした。
私は7分交代で皆の横にいることにした。
トマ「うーん、お嬢は…じゃなかったな。
Aはどっちがいいと思う?」
落ち着かないのかどこで見つけたのか分からないハチマキを見せてきた。
黒と赤で悩んでいたので黒と答えると嬉しそうな顔してはお礼を言ってくる。
トマ「やっぱり?
助かった!次は若のだ、若のは何がいいかな」
上の服をぱっぱっと適当にとっては何色がいいか悩み出すトーマくん。
「無難に中に着るようで黒とか、上は薄水色で合わせたり、アクセサリーで」
トーマくんが選んで出したやつをそこから組み合わせていく。
何故か色合いとパッと見の見た目が立ち絵と似てしまう。
「自分が恐ろしい…」
トマ「これなら若も喜びそうだ!
俺等が知ってる服と少し違うから助かるよ、っともういい頃合じゃないか?次の人に行っておいでよ」
「お言葉に甘えて…。
トーマく…トーマさんもちゃんと自分の服選ぶんですよ」
そう言ってはタルタリヤのところに向かう。
あれ、可笑しいなここは安くていい服ってのが売りらしいけど。
なんでゼロの量がこんなにも多いいんだ??
いやちょっとまって、よく考えてみて。
本当に私が知っている世界なのかを、日中とはいえ人通りが全くなく、今だって店員の人数は1人。
いやそういう事は余裕であるのかもしれない。
「でもあの時玄関先から子供の声が聞こえなかったのはなんでだ?」
いっつもなら聞こえる嫌いな子供の声。
赤ちゃんの鳴き声なら許すが小学生ましては高学年となる奴らが迷惑を考えず馬鹿騒ぎするのだ。
それも私の家の前で、それは朝からずっと。
学校がある時間はもちろんいない、それは私も。
なんて考えていると「いるなら声かけてくれよ」と笑いながら声をかけてきたタルタリヤ。
「ごめんね、いやこんなに高い場所あったんだって。
ここじゃあこんな値段みることなかったし、なんか知らない世界な気がしてね」
タル「そうなのかい?
まぁ俺には関係の無いことさ、不安になったら言ってくれ兄ちゃんが…」
「私の兄はいませんが」
タル「おぉっとごめんごめん。そんなに怒らないでくれよ」
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もち明太子(プロフ) - 続きお願いします!!!マジで続きが気になります!!! (11月26日 12時) (レス) id: acd66ef160 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - はくあさん» あわわ、コメントありがとうございます!!無理せず頑張ります!!! (2023年3月19日 23時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
はくあ - ウワーおめでとうございます✨無理せず頑張ってください...........! (2023年3月19日 20時) (レス) @page29 id: 3df7a9e742 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - ねこねこみこみこさん» コメントありがとうございます! 書き方が好み?!嬉しいです、そんなこと言われたの初めてなので…。嬉しいコメントありがとうございます!これからも体調に気をつけながら更新していくのでよろしくお願いします! (2022年12月13日 2時) (レス) @page19 id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこみこみこ - 初コメ失礼します!!作者さまの書き方がすごく好きで読む度面白くてクスッときちゃいます!これからも体調に気をつけて頑張ってください! (2022年12月12日 20時) (レス) @page19 id: 4016ba1c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜奈 | 作成日時:2022年9月20日 20時