好き好き言ってたら周りが大変なことになってた【原神】

狼くん ページ36

貴方side


なんの事だと後ろをみると燃えた棒を振り回しながらこちらに向かってくるヒルチャール。

この程度なら避けれるし避けなかったとしても致命傷にならないだろう。

「ん？あれまだ生きてたの？」

声がする方をみるとまだ魔法を使う方が生きていてそっちに気を取られる。

あ、そういえば後ろから来てたな。
なんて思っていると上から紫色の光が見えた。

少し揺れた気がする地面、誰かが着地した、私は後ろを見
ずに飛ばしたヒルチャールにトドメをさそうと動こうとするが私より早く誰かがむかう。

？？「グルル…」

銀髪の髪を揺らしながら唸っている少年…嗚呼獲物取られちゃった。

ベネ「レザー サンキューな！」

レザ「A、大丈夫…？
怪我、してない？」

「大丈夫！ はっ、ベネット怖がらせちゃった！？
大丈夫…？ レザーもありがとー！！」

ぎゅっとレザーに抱きつき頭を撫でる。
ベネットは何処か不満そうに「へへっ 意外な一面が見れて俺は嬉しいから平気だ」と明るく答えるベネット。

本性…バレてない…よね？

なんてドキドキしながらレザーの頭を撫で続ける。

レザ「A、心臓、ドクドクしてる。
ほんとに…平気？」

「ん？あぁ…大丈夫！
何心配してくれてるの？」

なんて茶化すように聞くとこくりと頷くレザー。

「ほんっとに可愛いなぁ！
好きだよレザー」

レザ「A、苦しい」

「ごめんね」

ベネ「俺を忘れないでくれよ！」

「ごめんごめん、ベネットのことも好きだから安心して」

なんて言うと嬉しそうに笑うベネット。
君たちショタは本当に可愛い……さっきのが嘘みたいに癒されるよ。

うん。

きっとバレてないはずだ。

久しぶりにボロ出したな、多分ベネットのことだちょっと怒ってたで終わったんだろう。

ま、ほかにもアルベドとかいうやつのことも含まれてるけどさ。

「今日はレザーと遊びにきたんだ！
レザーにお土産もあるよ…これ！」

鞄から金平糖を取り出す。
長持ちするし色とりどりだし綺麗だからいいかなって思って渡した。

「こっちは狼さん達にレザーも食べていいからね。
食べる時はちゃんと焼いてね！？」

下味をつけた獣肉を何個か渡す。

目が輝いてるレザー、ほんとに可愛いね？？
子供みたいで好き…って子供か…え？子供だよね？

レザ「少し、食べる」

「うん少しずつ食べてね」

ベネ「甘いものだし歯磨きもしなきゃな！」

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