朝 ページ33
貴方side
朝、1人の詩人が笑顔で微笑む。
ウェ「おはよう、A」
まだ眠たい頭では状況把握なんて出来ず挨拶を返す。
「おはよう、バルバトス」
大きな欠伸をしては目を擦り近くの湖で顔を洗う。
持っている壺で風呂は昨日の夜入った為あとは歯を磨くだけだな、そう思っては壺にいき支度を済ませ戻ってくる。
「ん?ウェンティなんでいるの」
ウェ「朝弱いんだから。
まったく昨日のことを忘れたとは言わせないよ、か弱い僕を神像の前に置いていったこと」
「そんなこともありましたね。
それとなんでここがわかったの、ここダウパパの谷だけど」
ウェ「神に分からないことはないんだよ。
さて、A今日も楽しんでくるんだよ」
「それじゃあね」
私は手を振ってはドラゴンスパインに向かう。
流石にクレーちゃんを巻き込めないしね。
私は炎のアビスを途中まで連れてそして用が済んだら離しひょこっと顔を出しては除く。
「あれ、いない」
??「なにしてるんですか」
「うわっ」
驚いて後ろを振り返る。
「スクロースちゃん、アルベド探しててね」
スク「いますけど」
ベド「やっと来たのか、悪いけどココアでいいかな。
来るならクレーも来ればよかったものを、君らしいね」
スク「…私は帰りますね。
荷物を取りにきただけなので!」
スクロースちゃんは荷物を回収しては足早に去っていく。
アルベドと2人っきりの空間、気まずい…。
ベド「身体の調子はどんな感じなんだい?
この前は異変が見えたけど今日はあまり」
「防寒対策はバッチリだったからね」
まだその辺にいるから帰りもアイツに任せよう。
ベド「ボクの前で嘘はつかなくていい。
何かあったんだろうけど興味がないからいい」
「それより」
ベド「本題に入ろうか。
君に異変は無さそうだし今回も話しに付き合ってくれるだけで構わない。君との時間をとりたいだけだからね」
ココアを受け取っては飲みながら話を聞いているとすごい言葉が聞こえてきてむせる。
「ごほっ、げっほ、うっ、ごほっごほっ。
ごめっ」
背中を優しくさすってくれるアルベドに感謝と恨みを持ちつつ彼に問う。
「ごめん、もう1回言って…ん"」
まだ収まらない咳をしながら聞くと満足そうに頷いては口を開いた。
ベド「言葉通りさ、ボクは君に恋心を抱いてるみたいでね。それを実験というよりかはどんな感情か知るべく呼んだんだ」
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夜奈(プロフ) - わたあめちゃんさん» コメントありがとうございます。神作品!?!?嬉しい言葉すぎて涙が…うぐぐ更新頑張ります!! (10月28日 0時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
わたあめちゃん - はじめましてー!小説読ませてもらいました!神作品ですね!続き楽しみでいつも待っています! (10月27日 19時) (レス) @page2 id: ff372044f8 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!!文章読みやすい!?初めて言われました、嬉しいです。これからも見やすく面白い小説書けるように頑張ります!コメントありがとうございます (8月10日 18時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - もこさん» わわ、通知届いてなくて返信遅れてしまいすみません。コメントありがとうございます!れ愛され&逆ハーいいですよね。私も好きです。嬉しいコメントありがとうございます!更新頑張ります!! (8月10日 18時) (レス) @page49 id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 初コメ失礼します 文章読みやすくて面白いです これからも無理のない範囲で頑張ってください (8月10日 0時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜奈 | 作成日時:2022年8月17日 1時