あまいね 【原神】 【短編集】

見抜きあいも程々に　鹿野院平蔵 ページ3

爽さんリクありがとうございます！！


脇の防御力が０とは罪な男！！！！

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「ねえ君今日の朝ごはんは目玉焼きだね？」


『平蔵は今日鮭と白米と豆腐のお味噌』


ぐぬぬぬと悔しげな表情を浮かべる


この男が天領奉行の名探偵なのをAは知らない


いつもの無表情だが半ば嬉しそうな


この女が楓原万葉と血縁関係にあるのを鹿野院平蔵は知らない


「君は今日ちょっとおしゃれしてきている！」


『平蔵は香水変えたね？』


何にしても返される推理になすすべもない


「でも！おしゃれしていることには変わりない！」


『へえ、藤の花の香水。』


「ちょっと」


いつのまにか取った香水を手首に吹きかけ嗅ぐ


すこし優しめな香り


「...すきなの？この匂い」


瞬きをした瞳が鹿野院の瞳を捉える


『...ん』


「そっか！好きなんだね！絶対つけてくるよ！うん！」


急に早口になる鹿野院を宥め窓に目を移す


『今日の私の食べたいお昼ごはんは？』


いつもの十八番、Aの今日食べたいお昼ごはんゲームだ


Aの食べたいお昼ご飯を推理する、簡単なゲーム


いつもならオムライスとか、肉、とか


だけど今日は違うんでしょ？





「僕と一緒の」





『...ん』



変なとこでわかりやすいやつ

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