第3話【イナホと土蜘蛛】 ページ9
ー数十分後、おおもり山の階段の前にてー
ーイナホ視点ー
んー・・・。
咲希さんと別れた後、うんちく魔さんは見つけた。
それで後はでんじんだけなんですけど・・・。
イナホ「見つからなーーい!」
USAピョン「ふさふさんとかは咲希が見つけてくれるから、残るはでんじんだけダニけど・・・見つからないダニね」
イナホ「んー・・・おや?」
なんか神社の前に居るような・・・。
?3「いいか、吾輩・・・心をおちつかせて、目の前に咲希が居ると思うんだ・・・」
咲希さんの事知ってるって事は・・・咲希さんの知り合い?
USAピョン「んん?・・・あっ!あの妖怪は土蜘蛛ダニ!」
イナホ「土蜘蛛?」
USAピョン「妖魔界の大きな勢力の1つである、元祖を率いる大将妖怪ダニ」
そんな凄い妖怪なんだ・・・。
イナホ「そんなお偉い妖怪さんがあんな所でなにを?」
土蜘蛛「さ、咲希・・・わ、吾輩は・・・///」
*今の土蜘蛛にイナホ達の声は聞こえてません*
咲希さんになにか言いたい事を練習してる?
そんなに簡単に言えない事なのかな?
ん?
待てよ?
土蜘蛛さんは男性で・・・咲希さんは女性・・・。
それで男性である土蜘蛛さんが女性の咲希さんにそう簡単に伝えられない事・・・。
イナホ「も、もしや……っ!?」
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