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ページ17

ヒューリー「・・・私が知っていたチビは、怯えた目をして、誰かに助けを求めていた弱い頃のチビだ」

咲希「・・・」

ヒューリー「だけど再会した時のチビは違った。キリッとした目をしてて、強くなっていた。私が今のチビに深く関わってしまったら、チビの今を壊しかねない」

咲希「ヒューリー博士・・・」

ヒューリー「だから、私は敢えて、チビに声をかけなかったんだ」

咲希「なるほど・・・そういう事ですか」

ヒューリー「それで・・・君"達"はなんの用で来たんだい?」

あ、忘れるところだった。

ん?

"達"?

まさか・・・ね。

咲希「ヒューリー博士・・・貴方に来てほしい所があるのです」

ヒューリー「来てほしい所?」

咲希「はい、そこで待ってるんです。USAピョンが・・・貴方でいうチビが!貴方の為にロケットを作って!」

ヒューリー「!」

咲希「ヒューリー博士にまたロケットを作ってた時の希望を思い出してもらう為に!イナホちゃん達と協力してロケットを作って待ってるんです!お願いです!私と来てください!」

ヒューリー「・・・解った」

良かった・・・。

待っててUSAピョン・・・。

今ヒューリー博士を連れて行くから。

・→←第4話『ヒューリー博士とロケット』



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作者名:ゼレビィ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年8月25日 0時

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