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ヒューリー「・・・私が知っていたチビは、怯えた目をして、誰かに助けを求めていた弱い頃のチビだ」
咲希「・・・」
ヒューリー「だけど再会した時のチビは違った。キリッとした目をしてて、強くなっていた。私が今のチビに深く関わってしまったら、チビの今を壊しかねない」
咲希「ヒューリー博士・・・」
ヒューリー「だから、私は敢えて、チビに声をかけなかったんだ」
咲希「なるほど・・・そういう事ですか」
ヒューリー「それで・・・君"達"はなんの用で来たんだい?」
あ、忘れるところだった。
ん?
"達"?
まさか・・・ね。
咲希「ヒューリー博士・・・貴方に来てほしい所があるのです」
ヒューリー「来てほしい所?」
咲希「はい、そこで待ってるんです。USAピョンが・・・貴方でいうチビが!貴方の為にロケットを作って!」
ヒューリー「!」
咲希「ヒューリー博士にまたロケットを作ってた時の希望を思い出してもらう為に!イナホちゃん達と協力してロケットを作って待ってるんです!お願いです!私と来てください!」
ヒューリー「・・・解った」
良かった・・・。
待っててUSAピョン・・・。
今ヒューリー博士を連れて行くから。
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