【妖怪ウォッチ2】不思議なウォッチ使い～出会い2～【土蜘蛛】 (ページ43)

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第21話【双子妖怪と咲希】ページ43

ー数ヶ月前、桜第一小学校の図書室にてー
ーソルカ視点ー

僕らと咲希が出会ったのは、ほんの数ヶ月前。

僕らは先代エンマにより本に閉じ込められていた。

でも、数十年の月日が経ち、僕らは本から出れた。

ソルカ「やっと出れた。出れるのに数十年もかかるなんて」

ノルカ「本当っしょ！エンマの奴め！小癪な真似しやがって！」

ソルカ「おちついてノルカ」

その時だった。

咲希「あれ？なんでこんな所に妖怪さんが？」

ソルカ&ノルカ「！？」

咲希が僕達の前に現れたのは。

ソルカ「君・・・僕らが見えるの？」

咲希「うん。見えるよ。私は姫乃咲希！よろしくね！」

ノルカ「おもしれぇ奴っしょ！俺様はノルカだ！」

ソルカ「僕はソルカ」

咲希「ソルカ、ノルカ・・・図書室でなにしてるの？」

そして僕は咲希に事情を話した。

怖がられるのは解ってたけど、抵抗感は無かった。

怖がられるのは、本の中で慣れてたから。

だけど、咲希は・・・。

咲希「ふーん、そうなんだ」

怖がらなかった。