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ー数日後、人間界の桜ニュータウンのさんかく公園にてー
ー視点無しー
ケータ「咲希ちゃんが起きて良かったー!」
咲希「ごめんね。心配かけて」
ケータ「ううん。別に気にしてないよ」
咲希「ふぶき姫にも怒られたんだよね、無理しないでよねって」
ケータ「ふぶき姫凄く心配してたからなぁ」
咲希「かき氷たくさん要求されたよ」
ケータ「アハハ・・・でも本当に無事で良かった!」
咲希「ありがとう」
ーその頃、妖魔界のエンマ離宮の屋根の上にてー
ー土蜘蛛視点ー
土蜘蛛「・・・はぁ」
結局、大ガマの邪魔が入って言えんかった。
咲希に、吾輩の気持ちを・・・。
エンマ「残念だったな、土蜘蛛」
土蜘蛛「えっ、エンマ大王!?」
エンマ「運悪く大ガマが来ちまったな。ちょうど"お前が気持ちを伝える頃"に」
土蜘蛛「うっ・・・エンマ大王にも気づかれてましたか///」
エンマ「ハッハッハッ!妖魔界の王たる者、そういうのはお見通しなんだよ」
土蜘蛛「・・・妖怪の吾輩が人間の咲希に恋をするのって、おかしいだろうか?」
エンマ「いや、おかしくないさ。むしろ良い事だ。妖怪と人間の、関係の発展の為にもな」
土蜘蛛「ありがとうございます」
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