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第15話『真の黒幕』 ページ18
咲希「・・・それと、大ガマ」
大ガマ「なんだ？」
咲希「確かに、こしあんとつぶあんは、味が違っておいしいよ。でもね・・・それで好き嫌いが別れるのは、仕方ないんじゃないかな？」
大ガマ「・・・」
咲希「皆が、自分が好きな物が好きって訳でもないし。逆にそうだったら気持ち悪いでしょ？」
大ガマ「・・・そうだな」
咲希「人それぞれ違うから楽しいのは、妖怪も一緒なんじゃない？そうでしょ？フユニャン」
フユニャン「そうだな！」
大ガマ「・・・」
するとケイゾウが来た。
ケイゾウ「この争いは、そういう和解だけで済む話じゃないぜ」
咲希「あっ！ケイゾウ君！」
フユニャン「どういう事だ？」
ケイゾウ「本家の妖怪を集めろ、大将であるそいつは絶対だ。そしたらすべて話す」
咲希「本家は・・・って、ケータ君には元祖の方任せたんだね」
ケイゾウ「そうだ。とにかく速くしろよ」
咲希「解った」
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