【妖怪ウォッチ2】不思議なウォッチ使い～出会い2～【土蜘蛛】 (ページ17)

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ー数十分後、本家の本陣にてー
ー視点無しー

咲希「よしついた」

大ガマ「おお！咲希じゃねぇか！」

咲希「久しぶりだね、大ガマ」

大ガマ「おうよ！まさかお前が元祖につくとは驚いたぜ」

咲希「ケータ君から聞いたんだね？」

大ガマ「おうよ、元祖側についた以上・・・もちろん解ってるよな？」

咲希「うん。でもね、私のトモダチ妖怪で戦えるの・・・」

そして咲希はポケットからふぶき姫の妖怪メダルを出した。

咲希「この子くらいなんだ(本当はエンマさんとかも居るけど)」

大ガマ「俺殺す気マンマンなのか？俺蛙の妖怪だからそいつの攻撃受けたら死ぬんだが」

咲希「いや、そういう訳じゃないけど・・・」

フユニャン「大ガマとやら、俺はフユニャン！話し合いをしようじゃないか！」

大ガマ「・・・解った」

咲希「まず1つ聞かせて。なんで争ってるの？」

大ガマ「・・・あれは数百年前」

咲希「(結構生きてるんだ)」

大ガマ「俺達は全妖怪を代表して、エンマ大王に贈り物をする事になったんだ。饅頭を贈ろうって事まではすんなり決まったんだよ。でもな・・・」

咲希「(ん？饅頭？まさか争いの原因って・・・)」

大ガマ「あろう事か土蜘蛛の奴！"つぶあん"なんてぬかしやがったんだ！饅頭といったら"こしあん"なのによ！」

フユニャン「それで争ってるうちに他の妖怪も巻き込んでしまいこうなったのか」

咲希「(だよね！ってか・・・)ねぇ」

大ガマ「ん？」

その時、咲希はある事に気づき、言った。

咲希「両方贈れば良くない？」

大ガマ「あ」

フユニャン「気づいてなかったんだな」