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#“キミ”がいれば“それで”いい# ページ28

もうどこにいるかも分からない。けれど走る、走る。
こんな服選ばなきゃ良かった。次からはやめよう。
由羽斗......まだついてきてるのかな?振り向きたいけど振り向けない。

A「......っつ!」
あれ、息が出来ない。口をふさがれた?
あれ、前が見えない。真っ暗だ。

「もうちょっとだから、待ってて」
誰、だろう。聞き覚えのある声で、なんか嫌な感じが......。
――アイツか、高喜だ。

A「......っは!」
はぁはぁと、肩で呼吸をする。
そのとき見えた彼は、やっぱり高喜だった。

A「ふう。高喜、助けてくれて、ありがとう。でも......」

高喜「危なかった。アイツに何かされるところだった」

A「は?」
そういった高喜の目は、輝きを失っていた。

高喜「好きなんだけど?ねえ分かる?」
な、なんなの?高喜はいったいどうしたの......?
ボクは一歩後ろへ下がる。高喜が一歩前へ進む。
それの繰り返しで、ボクは反対側の塀にぶつかった。
――ここ、路地裏か。
暗くてよく分からない場所。そこでいったい何をやっているのか。こんなこと。

高喜「俺様のモノになってくれるよね?」

A「え......?」
こいつ、なんなんだ?誰?怖いよ......!
そんなとき、ききなれた明るい声が聞こえた。

妃架利「ちょーっと!何してるのー?こんなところで!」

高喜「妃架利?何か用?」

妃架利「うっわAその服......店長趣味悪っ!?」
はああ天使様神様仏様ああああああ!!
妃架利、君はホントいい子だよ。ちょうどのタイミングで現れるなんて。

高喜「ねえ妃架利。用がないならさっさと消えてくれる?Aに近寄らないでよ、ねえ!!」
ええ、ちょっと高喜。いったいどうしたの......?
私は心配になって、うつむく。高喜はそれに気づいて、話しかけてきた。

高喜「あれ、Aどうしたの?ほら、守れるのは俺様しかいないからさ、邪魔者は消しちゃうね」
最後にボクに微笑む。でもその微笑みは、どこか恐怖を覚える微笑みだった。

#ボクはあなたが好き?#→←#大嫌いで大好き#


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でぃーば(プロフ) - 優嵐くんよ〜!今日家帰るとき話したやつ載せといてね!!! (2014年4月23日 19時) (レス) id: 016154c642 (このIDを非表示/違反報告)
榑葉だおっおっおっおっ((← - はい、のりにのって三話更新しますたよ!←  妄想が……!((吐血。  っていうかそろそろ、50話いきそうだから、続編作った方がいいんじゃね? (2014年3月30日 21時) (レス) id: bef4a7a387 (このIDを非表示/違反報告)
でぃーば(プロフ) - 優嵐さん» これの意味が分かったwwww直しといたよー (2014年3月30日 15時) (レス) id: 016154c642 (このIDを非表示/違反報告)
祐乃ミコ(プロフ) - 優嵐さん» 早めに更新してねー (2014年3月27日 12時) (レス) id: 016154c642 (このIDを非表示/違反報告)
祐乃ミコ(プロフ) - うち更新したよー?この前ー (2014年3月21日 12時) (レス) id: 016154c642 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:旋律@菊さん可愛すぎて末期&でぃーば&優嵐{別名 デビルハンド} | 作者ホームページ:http  
作成日時:2013年8月21日 23時

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