【コラボ作品】ボクはあいつら2人が嫌いなのだ…///【一応オリジナル】 (ページ17)

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#いってらっしゃいの笑顔# ページ17

A「もう、いいよ。ありがと」

やっぱり最後は笑顔がいいよね。そんな気がして。

「いってらっしゃい！」

僕は笑顔で見送った......けど？

由羽斗「ブフッ、ちょっ......何その、顔。ブホッ」

由羽斗はこんなシリアスなときでも、ヘラヘラしてて笑っている。
それになんか笑いでうまく喋れてないし。今はおなかを抱えて笑い出して。

A「な、何！？雰囲気がし、シリアスだったから......その......」

後ろからパタパタと足音が聞こえる。振り返ってみるとそれは高喜だ。
......もう既にホームルームは始まっている。高喜は、同じクラスだ。ということは......?

由羽斗「あれ？高喜まさか遅刻？何やってるの！」

高喜「テヘペロ☆まさかの遅刻ってやつですよ！！で、由羽斗どうしたの？病気？」
高喜は由羽斗に対して、病気？と聞いているが、それより高喜の方が病気なんじゃないかって思う。全く、空気の読めないやつだ。

A「ってことで遅刻常習犯あいうえ高喜君。由羽斗のこと、分かってる？」

高喜「いやいや！常習犯じゃないし！！今日はたまたまで......」

あの、その、と、高喜はしどろもどろになっている。
なんなんだよこいつ。もう。

由羽斗「オレ、もう行かなくちゃだ！じゃ、またな！絶対戻ってくるからー！」

ちょっとだけの、バイバイ。また会えるはず！
――由羽斗も、「また戻ってくる」って言ったし、大丈夫。

そして、まあ嫌いな人がいなくなったし......ね