【#コンパス】その、終わりのない日々は……。【短編集】

＊《２》 ページ6

【Ｄ】甘いにも程がある？【マルコス'55＆リリカ】


クレープの売店にて。


マルコス「ふっふーん♪見て、オレンジおまけしてもらっちゃったー！」

リリカ「リリカも！イチゴいっぱい入れてもらったよ！」

A「良かったじゃないか、二人共。
僕もたっぷり入れてもらったよ……」

マルコス「……え、マジで……？」

リリカ「待って、そんなのアリ……？」

A「……？二人共どうしたんだい？」
(Aの手には生クリーム、カスタードクリーム、チョコレートソースが大量に入ったクレープが)

リリカ「……フルーツ入れてないの？」

A「ああ……今日は酸味より甘い物の気分だったもので」

マルコス「いや甘いにも程があるよね！？」

カロリーがやばそう。


＊


【Ｅ】どこに行ったかと思ったら【Voidoll＆グスタフ】


校内を歩き回っていたらAが行方不明になりました。(訳：はぐれた。)


ボイド「Aサン、気配ガ薄イノデ居ナクナッテモ気ガ付カナイノデスヨネ……」

グスタフ「機械に気配とか関係無いんじゃないのか」

ボイド「"感知センサー"モ反応シマセン」

グスタフ「なんだと」

ボイド「後探シテイナイノハ体育館ダケデスネ」

グスタフ「本気かァ？あっちは探すの大変だろうが……」

(体育館にて)

ボイド「サテ、Aサンハ……」

グスタフ「……ん？この声は」


A「〜〜♪」
(体育館の舞台上で歌っている)


ボイド「……居マシタネ」

グスタフ「観客から注目を浴びているな……」

ボイド「何トイウ事デショウ……」


A「〜♪(みんなの前で歌うの、楽しいかも……)」


＊


【☆】属性盛りすぎ【マルコス'55】
("うかきゅー"の後の話。分からない方は前作を。)

メイドカフェにて。


メイド１「お帰りなさいませ、ご主人様！」

マルコス「んーただいまー」
(ひらひらと手……というか袖を振りながら)

A「…………」
(店内をじっと見る)

マルコス「ん、Aちゃんどしたの？」

A「私もメイドさん、やってみたいな……」

マルコス「お、やってみる？」

A「いいの？」

マルコス「多分許してくれるよ〜。
あーそこの子、ちょっといいかなー」

メイド２「はい、何でしょう？」

(数十分後……)

A「お帰りなさいませ、ご主人様！」
(↑ノリノリ)

マルコス「ちょっと待って！ロリに小悪魔にメイド服ってギャルゲーの属性てんこ盛りじゃない！？」(鼻血を垂らしながらスマホで連写)

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