＊《２》 ページ41
《きゃーっはっはっは！
ケーキになっちゃえー！》
「……ん？Aが来てるのか」
食堂にてドボシュトルタを食べ終え、自室に戻ろうと廊下を歩いていた所だった。
トレーニングルームの方からAと部下達の声がする。
今は訓練の時間じゃない筈なんだが……Aが来ているから遊んでやってるのか、微笑ましいな。
……と思ったら、次に聞こえてきたのは微笑ましいのとは少し違った部下達の台詞だった。
《うおおお！我々の世界ではご褒美ですぐふっ》
《あれ、そうなの？まあいっか！
じゃあそっちは……パフェになっちゃえー！》
《ぐあああ！》
「……何だあれは」
あの中で一体何が起きているんだ。
Aが何かを唱える度に部屋の中が静かになっていく。
まさかA、部下達を全員伸すつもりじゃないだろうな……！？
パネルを押してドアを開けると、そこには予想の斜め上を行く光景が広がっていた。
「きゃははははー！
じゃあそっちはプリンになっちゃえー！」
「……何だこれは」
部屋の至る所にはお菓子が……巨大なケーキやらパフェやらが存在した。
おそらくAがやったのだろう、中央で心底愉快そうに高笑いをする小悪魔がいる。
部下達はあのお菓子の中にいるのだろうか、無駄に大きなパフェグラスの内側には生クリームやアイス塗れになりながらも親指をグッと立てたり両手でピースサインを作り笑っている(？)彼らが埋まっていた。
「うふふ、悪魔の私に不可能はないのね！
きゃーっはっはっは！
きゃーっはっはっはっh」
「……A」
「ひえっ！？」
静かに背後に近づき、そっと両肩に手を置いてみる。
それが誰なのかすぐに理解したAが硬直してしまうのが分かる。
「A。これは、一体どういう事なんだ？」
「……」
わざとらしく、優しい口調で。
それでも俺の言いたい事はAも分かっているらしい。
「……あの、トレーニングの一環っていうやつでね」
「"ケーキになっちゃえー"だの"パフェになっちゃえー"だのと楽しそうに唱える声が廊下まで聞こえてきたんだが……何だろうな？」
「うっ……」
最高にぎこちなく後ろを振り向き、此方の顔色を窺うA。
どうした？そんな事よりこの魔法を解いてやってくれ？
なんて言ってみたら、観念したようで。
「Aに少し大事な話があるんだ。
……来てくれるな？」
「……はぁい」
この後めちゃくちゃ説教した。
---
さらりと予想の斜め上の物を食べる系ジャス発動してる。
【Ａ】柔らかくてふにふにしてて優しく包んでくれるそれ《１》【十文字アタリ】→←【☆】かわいい悪魔のティーパーティー？《１》【ジャスティス】
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愛里(プロフ) - Twitterフォロしたよっ！ （巨乳好き説） (2018年9月2日 16時) (
レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - 初めてのＣグスで〆る。 (2017年11月18日 23時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - リリカちゃんきょぬーにしてしまった……。 (2017年11月16日 20時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
レウィシア(プロフ) - コスマル太郎さん» 応援ありがとうございます。丁度マリアさんの次に書く予定でしたので、少々お待ちを。（コメント感謝）（最敬礼） (2017年11月12日 11時) (レス) id: b8b95089d5 (このIDを非表示/違反報告)
コスマル太郎 - アダムきゅんとの絡みが欲しいです…←出来ればでいいので！応援してます！頑張ってください！ (2017年11月12日 1時) (レス) id: 1e17411a9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レウィシア | 作成日時：2017年11月5日 16時
