陰キャな私と人気者の彼 (ページ3)

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私の日常ページ3

今日もいつもの教室。

4限の終わりを告げるチャイムがなると同時に騒ぎだす教室。

私はこれが苦手だ

1人って孤独だよね…

友達もいない私は毎日お昼を屋上で食べている。

よし行くか

そう思い立ち上がりお弁当をバックから取り出そうとすると…

「あれ？」
お弁当が入ってない
やっちゃったかも…‪w
なんだか少し笑えてくる。

「売店行くのめんどくさいんだよね」
そう思いながらも自分のご飯の為だと思ってバックから財布をだし、売店に行く準備をした。

誰かに見られているとは知らずに

〜売店〜

「すみません、、メロンパンってまだありますか？」

売店の人「あ〜ごめんね！今男の子が持っていったので最後だわ〜カフェオレならあるけど…もしかしてご飯忘れた？」

図星をつかれたと思いいやいやながら

「はい、、」
と、答えた。

そうするとおばちゃんは
「あら、、ごめんね」
と謝って下さってなんだか申し訳ない感じになった。

「では、、行きますね」
そう告げて屋上に向かおうとしたら、後ろから声をかけられた。

『あの…』

とっさに振り向くと同じクラスの子がたっていた。

急だったから怖くなって

「はい？」
と相手に聞こえるか分からないくらいの返事をしてしまった。
すると、、、

『お昼ないんだよね？？俺一応お弁当もあるから良かったらこれ食べて？』

と私が食べたかったメロンパンを差し出してくれた

私は戸惑いながら
「でも…」
も言うと、彼は

『あ、俺の名前は岩崎大昇！実は大西さんと同じクラスなんだよね。知ってたかな？』
と言ってくれた。

私は思わず
「知ってるよ」
とだけ答えた。

そうすると彼はニコニコの笑顔で
『良かった〜！』
と、嬉しそうに笑った。

『じゃこれ食べな！！大西さんご飯食べないと元気でないし、もう少しでお昼休み終わっちゃうよ〜！』
と言ってメロンパンをくれた

びっくりしたけど岩崎くんの優しさだと思い
「ありがとう」
と言ってメロンパンを受け取った。

『いえいえ！あ、俺の事は大昇って呼んで！無理だったら他でもいいよ〜』

と走りながら戻って行った。

凄く戸惑ったけど学校で誰かと話すのが久しぶりだったから嬉しかった。

今日は、岩崎くんがくれたメロンパンでも食べようと思いながら屋上へ向かった

メロンパンはなんか今までのメロンパンより何倍も美味しく感じた。

メロンパンを食べて少し休んだらお昼休みの終わりのチャイムがなった。