相良くんに一目惚れをした、女の子のお話 (ページ8)

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sideA

『よし！これから学校終わったら開久に行こう！』

朝に話しかけると言ったが、私が起きる朝にはほっとんど相良くんは起きていない

だから

私は放課後に開久に行くことにした

『やっと学校終わったよ〜、開久行くかなー！』

さすが開久、ほぼ廃校じゃん……

？「あれ〜？？開久に女とか、めずらしーじゃーん」

？「しかもマブいぜ…ちょっと俺らと遊ばねえ？」

(めんどくさ、2人…私1人でやれるかな…)

私はすぐに2人のうち1人の急所を蹴り上げた

？「ｳﾞｯ !!!!」

？「おいおい、やってくれるねぇお嬢ちゃん」

しまった！手を掴まれてしまった…

『ちょ、やめてよ！アンタたちに用ないんだから！！』

？「おい、何してんだテメェら」

『相良くん！！！！♡♡』

？「さ、相良さん！？」

相良「ア？お前、Aじゃねェか、何してんだ？」

『いや〜……相良くんに会いたくて来たら絡まれちゃって…』

相良「俺にィ？」

相良「てかいつまでテメェら手掴んでんだよ、離せ」

？「「す、すいませんでした……！！！！！」」

『キャー！！相良くんかっこいいー！！♡♡』

相良「ﾊｱ？」

智司「何してんだA」

『あ、智司！今ね〜、絡まれてたところを相良くんが助けてくれたの！』

智司「そうなのか？相良」

相良「あァ、まぁな、絡んでたヤツらによく言っといてくれ」

智司「おう、じゃあ俺は行ってくる」

『はーい！』

『ねー相良くん！！』

相良「んだよ」

『助けてくれたお礼に、一緒にサ店行かない？？』

相良「礼なんていらねぇよ」

『えぇ…！私がしたいの！ね！はやく！！』

私は相良くんの手を引いてサ店へと向かった

『相良くん美味しいね〜♡』

相良「まぁまぁだな」

『えへ、えへへへ♡』

相良くんの綺麗な横顔…眼福でしかない…

相良「払っとくぞ」

『えぇ？！ダメダメ！そしたらお礼にならないよ！！』

相良「こーゆーのは男が払うもんなんだよ、いいから先に外出とけ」

『相良くんほんっと大好き！！』

え〜もうほんと惚れる、てかもう惚れてる

(相良くんまだかな〜〜〜)

三橋「あれ？！Aじゃーん！！何してんの？」

伊藤「よ！誰か待ってるの？」

相良「おいA…ってなんでお前らがここに…」

三橋伊藤を見て相良くんは怪訝な表情をした

『ご、ごめん先行くね！！』

あ、これはやばいと思った私は相良くんの手を引いて足早に去った