相良くんに一目惚れをした、女の子のお話 (ページ23)

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頭ってなんなんだページ23

side相良

なぁ、聞いてくれよ。

最近、智司の様子がおかしいんだ。

頭ってなんなんだろうな、とかテッペンを目指すことに興味を無くしてる

智司が目指さねぇなら俺が目指す

俺が頭を奪い取ってやるよ…

俺は伊藤を使って智司をはめて、頭を降りさせることに成功した

さて、

次は…軟高に、請求書を……

…軟高には、Aがいる。

こんなことをしている俺を見て、Aは俺を嫌わないでいてくれるだろうか。

自信ねぇなあ…

別れたく無い、絶対。

そんな思いを抱きながら、俺は開久の全員を連れて軟高へと向かった

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no-side

理子、三橋、伊藤、私でいつものようにお昼ご飯を食べていた時のこと…

伊藤「そーいや、知ってるか？智司が開久の頭降りたっての」

理子「…え、えぇ？！何でよ？！」

『…んぐっ…？！ゴホッゴホッ』

三橋「お、おいA、大丈夫か？

頭降りるとか…う、うそだろ？」

伊藤「いいや、マジだ。A、智司と幼なじみだったよな、智司から何か聞いてねぇか？」

『いや、なにも…そんなことになってるとか知らなかったし…』

理子「…ん？…あの集団、開久じゃない？ほら、あそこ！」

三橋「…なにぃ？！」

伊藤「何しにきやがったアイツら…」

『なんか嫌な感じするね……』

理・三・伊「「「そう /だな…/ね…」」」

どうやら開久の望みは三橋と伊藤を呼び出すことらしい

理子「ちょ、さんちゃんどこ行くの！！」

『あ、帰ってきた』

三橋「僕は剣道部の田中です」ｷﾗﾝ

『うわ、三橋くん…さいてー…』

理子「はぁ、さんちゃんったら…」

理子「先生！警察を呼びましょうよ！」

先生「警察はダメだと校長先生が言っていただろう！」

理子「なんでですか！」

先生「来年の入学希望者が減るからだ！！」

三橋「最低ですね、田中です」

伊藤「椋木先生に言われちまったしよ、俺、行ってくるよ」

『三橋くんの代わりにはならないかもだけど、私も行くよ！』

伊藤「いや危ねぇよ、Aちゃんは下がってて」

『いいの！それに、2人の方が心強いでしょ！』

伊藤「分かった、だけど危ないと思ったらすぐに帰るんだよ」

『うん、分かった』