相良くんに一目惚れをした、女の子のお話 (ページ20)

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sideA

ｺｯｹｺｯｺｰ!!!!

『ん、ふ、おはよ〜世界〜〜』

あ〜いい朝だなぁ…

準備終わったぞ〜！！

さあさあ学校行こうかな〜っと

あ！相良くんはっけーーーん！！！！

『だーれだ！！！』

相良くんの両目に両手を被せる

相良「ん…笑 Aだろ、俺わかるぜ？」

相良くんはくるっと振り向き、「おはよ」とニヤッと笑って抱きしめてきた

はーーーいい匂い

『おはよう！相良くん！！』

過去イチで幸せな朝かもしれない…

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『ねーーーーー智司ぃ……私こんな幸せでもいいのかなぁ…』

智司「お前たまり場きてからこの絡み方、これで4回目だぞ大丈夫か？」

『だってぇ〜〜〜〜、あ、相良くんおかえり！！』

相良「ん、A、もう来てたのか？」

『うん！昼まで待てなかったから少し早めに来ちゃった！！』

相良「俺に会いたすぎてかぁ？」

相良くんがニヤニヤしながら聞いてくる

『そう！』

相良くん少し驚いてる〜かわいい〜〜

相良「そーかよ…俺も会いたかった」

えっ、

好き

智司「お前ら俺がいること忘れてねーか？」

あ、笑ごめんね智司

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

今日は相良くんが軟膏まで迎えに来てくれるらしい！！

『あっ、いた！えっ、』

え、なんで血だらけなの？！大丈夫かな、喧嘩でもしてきたのかな…

『相良く…』

相良「あ"？？…っと、わり、Aか、迎え来たぜ」

ビッッックリしたぁ、さっきの相良くんの目、めっちゃギラギラしてた、さすが狂犬

『…うん、ありがとね！』

前、智司に聞いたけど、相良くんは大きいを喧嘩してくると結構時間が経つまで興奮が収まらないんだってさ

その時は受け止めてやってって言われたけど、受け止めるって何したらいいんだろう…

『相良くん！何か私にして欲しいことない？』

うん、この聞き方しかなかったんだ、許してください

相良「…あ？」

『ほんとなんでもいいよ！』

相良「ふーーっ、Aさんよぉ…俺以外にそーゆー事軽々しく言っちゃダメだぜ…？」

グイッと腰を掴んで私の体を引き寄せた

近すぎて相良くんの息が顔にかかる

その時の相良くんの目は狂犬のようにギラギラとしていた