相良くんに一目惚れをした、女の子のお話 (ページ15)

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. 主にside相良ページ15

sideA

『散々私の悪口周りの人達に言って、私を孤立させて、挙句の果てにはストーカーまでして、それが愛情表現？頭おかしいんじゃないの、？』

強い口調で言っては見たが、声が震えてる

私、今怖い、怖いんだ。

小声で伊藤くんが「ひでぇ…」とカイを睨んでいた

side相良

伊藤とやり合っていたところをAに見られた、やり方が卑怯だと言われた

まあそれは認めるが…などと考えていると

知らねぇ男が「軟高のAAを知らねぇか」と言ってきた。

俺が誰だコイツ、と思ったのも束の間、Aを見ると、声が震えていて、冷や汗もかいていた

Aを守らねぇと

直感的にそう感じた

俺の後ろに隠してやると、Aは安心したような表情を浮かべた

その反面

目の前の男は俺を睨んできやがった

Aに殺してもいいかどうかを聞くと、俺が捕まってしまうからダメなんだとよ

Aがそう言うならしょうがねぇ、半殺しにしよう。

不本意だがAを伊藤に預け、さあ喧嘩しようと思ったら男がAに言い出した

この男の口ぶり的に、コイツはAの元恋人だろう。

でもだとしたらなんでAはそんなに怯えているんだ？

『散々私の悪口周りの人達に言って、私を孤立させて、挙句の果てにはストーカーして、それが愛情表現？頭おかしいんじゃない、？』

なるほどな、そういう事か

まだ声が震えている、そりゃ怖いよな、あんな事されてたら

強い口調のAなんて初めて見た

智司「おい、てめぇがなんでここにいるんだよ」

その声に振り返るとものすごい形相で男を睨んでいる智司が居た

相良「智司もコイツのこと知ってんのか？」

智司「あぁ、まぁな」

というとその男に近づいていく

智司「てめぇ、サツから厳重注意受けたよな？何Aに近づいてんだよおいゴラ」

カイ「いやいや、俺たち付き合ってるs…」

智司がぶん殴った

カイ「…っ！！！！いった〜、何すんだよ〜〜

はぁ……ねぇA、助けろよ、いてぇよ、なぁ、なんで逃げんの？」

相良「A、大丈夫だ聞かなくていい」

『う、あ、さ、がらく…怖い…怖いよ…』

相良「大丈夫だ、アイツじゃなくて、俺の方見ろ大丈夫だから、安心しろ」

Aは俺の方を見て泣き出した

スっとあやすように抱きしめる

相良「智司、伊藤、悪ぃけどよ、俺ちょっとAと一緒にいるからそいつ…」

智司伊藤「「おう。任せろ」」