相良くんに一目惚れをした、女の子のお話 (ページ12)

今日:24 hit、昨日:54 hit、合計:4,491 hit

. side相良ページ12

side相良

相良「なあ智司、Aってよ、俺に飽きたのか？」

智司「いや、まあ…」

相良「なんだよ、Aからなんか言われてんのか？教えろよ」

智司は言葉を濁すだけで話してくれない、Aは智司に言ってるくせに、なんで俺にはなにも……

なんていう邪念が頭の中でグルグル回る

智司「…」

相良「俺には言えない事なのか？おい、智司」

智司はゆっくりと話し始めた

智司「…わーったよ…今Aはよ、お前に振り向いて欲しいから、押してダメなら引いてみろってことで、今引いてるんだとよ」

智司「…だから三橋のことを褒めてるってわけだ」

相良「……っは？」

智司「つまりは、三橋のことをほめたのは、お前のことが大好きでこっち見てほしいからってことだよ、三橋のこと別には好きじゃないって言ってたぞ」

相良「………ッ…」

顔が熱くなる

智司「なんだよ、嬉しいか？」

智司が俺の顔を覗き込む

相良「うっせぇ！見んな！！！」

正直のところ嬉しかった、そりゃもうめちゃくちゃに、まだ俺のこと好きなんだって安心した

智司「お前は？Aのことどうなんだ？またAが他のやつ見る前に自覚しておけよ」

智司がニヤニヤしながら去っていく。

相良「…んなもん、もう自覚してんだよ…」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
作者です！

主人公ちゃんは、押してダメなら引いてみろ作戦をしましたね！！

主人公ちゃん自身は上手くいったと思っていないようですが、相良くんは意識しだしたんじゃないでしょうか？！

これからが楽しみです！！

頑張れ〜〜〜！！！

ここで注意事項！Attention, please!

次の話でドラマにもある出来事を書きますが、登場する人物が少し違います！

無理な方はback!!自衛をよろしくお願いします